りんごは、医者要らずと言われるほど健康的な果物で有名ですね。
りんごダイエットは、食前にりんご1個を食べてから食事をすると、健康的にやせることができると大人気でした。
そこで、昔から伝わるりんごの効果と、最近発見されたりんご効果を、順天堂大学白澤卓二先生が紹介してくれました。
りんごには、「アップルペクチン」と「りんごポリフェノール」という2つの素晴らしい成分があります。
●アップルペクチンの効果
・整腸作用
・コレステロールを下げる
・血糖値の上昇を抑える
・放射性物質の放室
りんごには、セシウムの阻害効果があり、放射性物質を放出する作用があります。あのチェルノブイリの周辺住民が、りんごを食べることによって63.6%もセシウムを排出した例があるそうです。
●りんごポリフェノールの効果
・抗酸化能力が強い
・がんの転移を予防する効果
・老化防止
老化は活性酸素との戦いと言われています。りんごには、活性酸素を阻害し、より抗酸化力が強いフロシアニジンが多く含まれます
真っ赤に色づいてりんごほどフロシアニジンが多いそうです。
活性酸素を量産して老化してしまうよう作られたマウスに、りんごポリフェノールを与えることで長寿になったという報告があります。りんごポリフェノールは、眠っている長寿遺伝子をONにする機能があるそうです。
大事な成分はりんごの皮の部分にあるので、りんごは皮ごと食べることがポイントです。
りんごポリフェノールを効果的に取る方法は、ミキサーで皮ごとジュースにすること。
りんご酒とはちみつをブレンドした「バーモントドリンク」に長寿効果があることがわかりました。
●バーモントドリンクの作り方
りんご酢とはちみつを1対1の分量で混ぜ、それを水で7倍~10倍に薄めます。
冬はホットで飲むと身体も温まるそうです。