ピーマンは夏が旬。安いばかりではなく夏バテを防ぐビタミンCがレモンの1.6倍入ってます。

でも、ピーマンというと子供の嫌いな食べ物の代表の一つ。その理由は、苦いから・・

そこで、ちょっとした技で美味しく食べられる技の紹介です。

ピーマンの夏バテ、シミ抑制効果

緑のピーマンが熟すると赤ピーマンになり、女性にうれしい抗酸化作用があるカプサンチンが増えていきます。

しみやそばかすの原因となるメラニンを抑える働きは、あのトマトやニンジンより強いそうです。

ピーマンの苦味は、青臭いニオイの成分(ピラジン)と渋みの成分(クエルシトリン)です。

ですから、この2つをカバーし調理すれば、おいしく食べてもらえます。

ニオイを抑えるには・・

ピーマンを蒸したり、干したりしてニオイの成分を飛ばすこと。

風通しのよい場所で干し、ニオイを抑えたピーマンを使って野菜炒めを作れば、苦味が消えおいしく食べれるようになります。

干しピーマンの作り方

ネットやざるにおいてピーマンを置いて干します。目安は表面にちょっとシワができるくらい。

夏場だと1日風通しのいいところにおくとできます。

また、渋みの成分のクエルシトリンは、腸の炎症を抑え、消化不良・動脈硬化を防ぐ効果があります。

岩手では、ピーマン饅頭などつくって子供に食べさせるそうです。作り方のコツは、お酢を加えることでピーマンの青臭がなくなります。

ピーマンまんじゅうの作り方(材料 40個分)

・小麦粉~300グラム
・重曹~大さじ3分の2
・ベーキングパウダー~大さじ1
・ピーマン~150グラム
・砂糖~大さじ1
・酢~大さじ1
・練りあん~適量
・打ち粉~適量

【作り方】
1.小麦粉、重曹、ベーキングパウダーを混ぜてふるいにかける
2.乱切りのピーマンに酢を加え、ミキサーにかけジュース状にする
3.このジュースに、(1)と砂糖を加えてよく混ぜる
4.20分ほど寝かせてから、打ち粉の中で一口大にしてあんを包む
5.強火で6分蒸す

ピーマン世界一消費量のトルコでは、ピーマンに酸味のあるヨーグルトをかけて食べるそうです。

そうすることで、ピーマンのニオイもなくなるし体にもすごく良いそうです。

トルコのピーマン料理を実際食べてみると、おまくてとっても美味しいそうですよ。

一度、ピーマン本場の国のトルコ料理食べてみたいですね。