うどんと言えば香川県と言われるほど、香川のさぬきうどんは有名ですね。喫茶店でも、うどんのメニューがあるほど、香川県民はうどんが大好き。

ところが、香川県に健康問題が起こっています。糖尿病受療率が、なんと全国1位だそうです。

香川県は、歩かない県、野菜をたべない県、うどん消費量日本一、うどんの付け合せにお稲荷さん
のどごしを楽しむため、うどんを一気にすする などなど・・どうやら、これが全国ワースト一の原因のようです。

これは忌々しき問題です。成人病食は、野菜を多く糖質を少なくする食事療法が主流となっている現在、炭水化物中心のうどん食による糖尿病はいただけませんね。

さぬき香川県の糖尿病秘策

うどんが売りの香川県は、うどん食の問題点を指摘し、食生活の改善などに予算を割き、この問題に対応しています。県が、うどんをゆっくり食べるうどんの歌まで作っているには驚きです。

うどん大好き香川県民から、うどんを奪うわけにはいきませんので、インスリンの効きをよくする特定のミネラルを練りこんだうどんを開発したようです。

その特定のミネラルとは、マグネシウムです。マグネシウムには、血糖値の急激な上昇を抑える働きがあります。

これをうどんに練りこむことで、糖質であるうどんを食べても、血糖値の急激な上昇を抑えることができるという訳ですね。

●マグネシウムは・・・
そばのひ孫ごと孫は優しい子かい?なっとく の食材に含まれています。

そば、ばなな、のり、ひじき、まめ、ごごく、とうふ
まっ茶、ごま、わかめ、やさい、さかな、しいたけ、いちじく
こんぶ、かき、いも、なっとう、とうもろこし、くるみ

マグネシウムはサプリメントではなく、なるべく上記の食材から摂取してください。

うどんは、日本人にとってはとても親しみのある食事です。

どちらにしても食べすぎることなく、野菜から食べる食生活を心がけ糖質が気になる方は、香川県が開発するマグネシウムが練りこまれたうどんに代えてみてはいかがでしょう。

また、香川大学は、食べても血糖値が上がらず、逆に脂肪の蓄積を抑える働きのある「希少糖」に着目し研究を続けています。

H23年6月からは希少糖「プシコース」を発売しました。プシコースは、酵素の働きを抑えることで、血糖値の上昇を抑え脂肪の蓄積を抑えることができます。

インスリンの効きをよくする特定のミネラルや希少糖などどんどん開発されれば、食の楽しみを奪うことなく、糖尿病の進行を防いだり、予防につながりますね。