今年の夏は暑かったですね~。全国の観測記録を次々に塗り替えてしまって、まさに亜熱帯のような毎日。
中東やインドなどの猛暑の国から来られた人も、日本特有のジメジメ暑さに、驚いていたそうです。
暑い夏が過ぎって、体もようやく一息つけそうですが、秋の入りは、調子を崩す人が続出するそうです。
実は、体の中は夏の暑さに痛めつけられて、体力もバランスも絶不調の状態です。
冷たいものを飲み過ぎて体は冷え、エアコンと外気温の温度差で自律神経は乱れ、胃腸の消化機能の低下、睡眠不足とまさに最悪のコンディションです。
女性の場合には、全身の血の巡りが悪くなり倦怠感やめまいなどに、悩む人が多いといいます。
そこで、夏の疲れを回復して秋バテしない方法を、東京女子医大 川嶋朗先生が「L4YOU!」(テレビ東京)で教えてくれました。
猛暑の後の秋バテ対策
●秋バテになりやすい人チェック
・体温が36.5℃以下
・寝起き、寝付きが悪い
・いつも肩がこっている
・夕方に足がむくむ
・肌荒れに悩んでいる
・食欲が半減
・冷房の温度を下げ過ぎ
・冷たい飲み物を日常的にとる
・コーヒー、紅茶などのカフェインを多くとる
・入浴はシャワーだけ
この中で3つ当てはまれば、秋バテ予備軍です。
●秋バテの症状
疲労、肩こり、倦怠感、目の疲れ、睡眠不足、冷え、頭痛、腰痛などが起こります。
●秋バテ解消!3大ポイント
①「冷え」は秋バテを呼ぶ
氷水を飲むと、体の全身が簡単に冷えてしまいます。全身の冷えると血の巡りが悪くなり、自律神経の乱れ、免疫力の低下など、様々な悪循環におちいります。
また、気圧の変化の影響もあるそうですよ。
②秋バテ対策は温活
食べ物、飲み物はなるべく常温で飲む。飲み物に氷をいれない。38~40℃のお風呂でゆっくりつかり、リラックス。
お腹、腰、太ももを温める首、手首、足首の3つの基部を温める
③しょうがを食べて克服
体を効率よく暖めるにはショウガが一番です。また、ショウガは、温め効果が持続します。
【ショウガ湯の作り方】
①ショウガ100g 砂糖 大さじ2 水400ml
②ショウハを粗みじん切り
③鍋にショウガ、砂糖、水を入れ、弱火で煮る
④約20分、全体がとろりとしたら完成
●川崎流 秋バテの克服!温活
食べ物で身体の内側から温める
湯船につかって全身を温める
質のよい睡眠をとる
ストレスをためない
【体を温める指先体操】
指組み体操
・両手を第一関節が合わさる位置で組み
そのまま軽く握る
【ほおずきもみ体操】
・片方の指先を反対側の二本の指でつまみツメを両側からはさむ
・同じ側の親指をつまんでいる指の腹を押す
秋口は、本当に体温の調整がうまくいかず、体調を崩しがちです。自律神経をなんとか整えたいですね。