松原のぶえさんは、現在53歳。演歌歌手としてずっと歌い続けて来たのかと思っていましたが、48歳の時、腎不全で闘病生活を送っていたのですね。
松原さんが、腎不全になったきっかけは、46歳の時。風邪をこじらせて肺水腫になったこと。風邪は万病の元と言いますが、本当ですね。
元々、幼稚園のころ急性腎不全を起こし入院した経験があります。この時は、2週間の入院で事なきを得ましたが、その後は、デビューしてからも利尿剤を服用する状態だったそうです。
元々腎臓が悪かった松原さんは、風邪がきっかけとなり、腎不全に陥り、1日4時間、週3回の人工透析を開始。
しかし、松原さんは、人工透析がうまく合わなかったようで、左右両方の腎臓が機能不全になってしまいました。
見かねた松原さんの弟さんが、自分の腎臓を1つ提供すると申し出たことで生体腎移植となりました。
移植は成功し、元気に退院した時の松原さんです。
そんな松原のぶえさんの闘病記を、爆報!THEフライデーで語りました。
松原のぶえさん 腎不全との闘い
松原のぶえさん(53)は紅白出場7回の数える実力演歌歌手。そんな松原さんを腎不全をいう過酷な病気が襲いました。
腎不全とは、腎臓病の末期的な状態で、2014年の9月に元プロ野球選手 ドカベンこと香川伸行さん(享年52歳)の命を奪った恐ろしい病気です。
松原さんの腎不全の兆候が始めに現れたのが2001年。離婚と事務所の独立が重なり、肉体的にも精神的にツライ時期でした。
その兆候は
①日焼けしたような朝黒い肌になる
②全身のむくみがひどくなる
③呼吸が浅くなり疲れやすくなる
となり、松原さんを襲いました。
しかし、仕事が忙しいことから、松原さんはそのまま放置してしまいます。
その結果、腎機能が2%までしか機能していない最悪の事態を招いてしまいます。全身に毒素が周り、手足に赤い斑点が吹き出し呼吸困難になり強制的に、人工透析を開始します。
しかし、松原さんは特異な体質のため、1回で3時間しか透析ができない体でした。そのため通常は3日に1回の透析が、2日に1回にやらなければなりませんでした。
倦怠感、頭痛、手足のこわばり、食事制限、水分制限をしながらの仕事に心身とも疲れてしまい、もう人間やめようかな・・とも思ったそうです。
その時、弟さんが腎臓の移植を申出てくれました。弟さんの将来を考え何度も断るも、最後に受け入れることになります。
6時の手術の末、生体肝移植の手術は見事に成功し松原さんは復活しました。
現在は、8種類の薬を飲んで免疫力を下げて拒絶反応を抑えています。そのため、抵抗力が弱っているので、いつもマスクをして外出していますが、いまは元気に歌手活動をしています。
そして、その横には、マネジャーとなった弟さんがいつも付き添っています。