この時期、夏バテだと思っていたら命に関わる病気だったということが良くあります。

みんなの家庭の医学では、なかなか取れない疲れを夏バテと思っていたら、手遅れになりそうだったと言う男性が紹介されます。

彼は、働き盛りで体格の良い中年男性。なかなか疲れが抜けずに、気づいたら体重は30キロも減っていました。

夏は、どうしても食欲が落ちますので、夏痩せだと勘違いしてしまいますよね。

しかし、それが病のサインであることを見逃すと、飛んでもないことになるようです。

番組で紹介された男性は、病院に行くのがもう少し遅かったら、たぶん死んでいたと言います。

彼が夏バテと勘違いしていた病は、腎臓病でしょうか。腎臓病は、放っておくと腎不全を起こし最悪の場合死の危険もあります。

腎不全は、腎臓が十分に機能を果たせなくなった状態です。放っておくと、どんどん進行し、腎臓の働きが低下すると、人工透析などで腎臓の働きを代替えする必要があります。

高血圧、糖尿病などの生活習慣病や肥満などの関連が深く、誰でもかかる可能性のある病です。今や8人に1人が腎臓病で国民的病とも言われています。

夏バテだと思って放っておくと、取り返しのつかないことになる可能性がある病ですので、注意が必要です。

しつこい夏バテで、疲れがとれないと思っていたら、実は怖い病が隠れている可能性があります。

51歳の男性は、気持ちわるい、だるいと思っていたら、8人に1人がかかっているという国民病、慢性腎臓病でした。

男性は小さな照明会社の経営者。体力自慢でしたが、重だるい疲労感が全身を襲うようになり、やがて歩くだけでも疲れるようになってしまいます。

夏バテで疲れがたまったのかと思い、しっかり食べ、暑いお風呂に入ることで乗り切ろうとしてました。

やがて、夜間頻尿もおこるようになります。夏が過ぎ10月になっても、症状が改善せず、ついには、生きる気力もないほどになってしまいます。

顔が風船のようにパンパンになり、体はガリガリになって、近くの病院へいったところ、即大学病院へ行きを告げられます

男性の病名は、慢性腎臓病でした。最大の原因は、メタボリックシンドロームです。

脂っこい食事を摂り続けると、血液中に大量の中性脂肪が蓄積し、腎臓の血管にも動脈硬化が起こり、老廃物を濾過できなくなります。

その老廃物は疲労感として感じられるようになります。さらに、暑さによる脱水とストレスによる高血圧が加わると腎機能がどんどん低下していきます。

腎臓は、全身の老廃物を排出するため、盛んに尿をつくるようになり、夜中の頻尿がおきてきます。

やがて、老廃物の蓄積は心臓に負担をかけ、最悪の心不全を引き起こすようになります。

男性は、その最悪のケースで心不全を起こしてました。その時の腎臓の機能は、わずか6%しか残ってませんでした。

現在、男性は週3日、1日4時間の透析を受けているそうです。

夏場の脱水は、腎臓を悪化させてしまいますので、しっかり水分を補給しておく必要があります。

水分の摂取量

約26度のクーラーのある部屋で1日にかく汗の量は500cc、30度の室内でかく汗の量は、その6倍3リットルだそうです。

脱水を防ぐポイントは、基本的には、失われた水分と同じ量を補充することです。水分はどの季節でも、1日最低1.2リットルを摂取してください。

夏バテで疲れてがとれない人でメタボ気味の人、また、喉の渇きを感じづらい高齢者の方は気をつけてこまめに水分を補給してくださいね。