一つの癖を治すだけで、オナラや肩こり、腰痛やゲップ、めまいを治す・・。このタイトルを見たとき、思い当たるのは足組?と思ったら、それはなんと「歯を噛み締める」癖だそうです。

歯を食いしばって頑張る・・など昔はよく言われていたのですが、ホントは体に悪影響だったんですね・・・。

噛むこと自体は、悪いことではないのですが、悪いのは「噛んでいる時間」。つまり噛み続ける行為がよくないということです。

普通は、歯はわずかに離れている状態です。食べるときには、歯を噛み締めますが、それでも1日20分程度。それが、噛んだ瞬間は筋肉は活発に活動しますが、30秒噛み続けると筋肉の活動は低下してしまうそうです。

その結果、筋肉が疲労して頭痛、アゴ、腰痛、肩こり、ひざ痛、首の痛みなどを引き起こしてしまうそうです。

頭のまわりの筋肉が疲れると、視力低下・耳鳴り・めまいが起きてしまいます。さらに、噛む時に空気を一緒に飲み込んでしまうため、体内に空気が入り込み、オナラやゲップ、のどの異物感、息苦しさを引き起こしてしまいます。

●噛み続け癖かんたんチェック法

①「舌に歯形がある」
噛んでいると歯に舌が押し付けられるため、舌のふちがガタガタしてしまいます。

②「ホホの内側に白い線」
噛んでいるとホホの筋肉が、強く歯に押し当てられホホの内側に白い盛り上がりができます。

●噛み続け癖治療法

① 「歯を離す」と書いたメモ用紙をいろんな場所に貼っておく。
② メモを見たら、フーと「息を吐く」

大事なことは、メモが目についたときだけ息を吐くということ。頑張り過ぎると、ストレスになってしまい逆効果になってしまいます。一週間続けると効果があるそうです。
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こんな簡単な癖が、体中の筋肉を疲労させ、いろいろな症状を引きおこしているなんて、驚きですよね。

医学がどんどん進んで、昔の常識がどんどん覆されてきましたね。

「頑張るときは、歯を食いしばらない」これが、これからの常識なんですね。