足のトラブルの中で、土踏まずがない偏平足がありますが、最近、小学生から大人まで、土踏まずはあるのに、偏平足という「隠れ偏平足」が増えています。

ashi

これは、足のアーチを支える筋力の低下が原因のようです。そういえば、私たち大人も子供も、裸足で歩く機会がなくなっていますよね。

偏平足の場合、つまずきやすく、足が疲れやすく、長時間歩くと足に痛みがでたりします。

最近の小学生は、走ると転びやすく、走ってコーナーを曲がれないと言う子もいるそうです。

そんな隠れ偏平足ですが、改善する簡単な体操があります。

それは、毎回10回ツマ先立ちを繰り返すこと。これなら簡単にできますね。歯を磨いているときなどに行うのも良いですね。

また、足の指の力を表す「把持力(はじりょく)」というのがあります。平均は約17キロ。

把持力(はじりょく)は、年齢とともに落ちてきます。足の指の筋力が落ちると、バランスが悪く転びやすくなります。

把持力(はじりょく)を上げるトレーニング
1日1回、足の指でじゃんけんします。
・足の指を力いっぱい縮めてグー
・足の親指と人差し指を広げてチョキ
・足の指を思い切り広げてパー

年齢とともに衰える足ですが、少しでも健脚を保つために、今からトレーニングをして備えたいですね。トレーニングは、どれも簡単ですので、習慣化することがポイントだと思います。