へんぺい足だと、かけっこが遅いとか、疲れやすいなど色々言われますが
あまり重大な問題との認識はなく、つい放っておいてしまいますよね。

でも、これをほっておくと、骨の異常になってしまたり、
足の骨が変形して皮膚を突き破りすることあるというから怖いですね。

へんぺい足とは、土踏まずが無い足のことで、ぺたぺたと歩くのが特徴です。
足が疲れやすく、長く歩いたり、飛んだり跳ねたりが苦手だと言われています。
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街中で、足のチェックしたところ、へんぺい足が次々と見つかり、
さらに、危険な偏平足が185人中13人みつかったそうです。

へんぺい足と運動能力との関係を、子供で実験したところ
「反復横跳び」では同じ、「50M走」では、ぺい足チームの勝ち。
つまり、へんぺい足と運動能力は関係ないそうですよ。

へんぺい足だから足が遅いと思っていたのは気のせい?だったんですね。

●弘前大学准教授 尾田敦先生の話
実は、へんぺい足の人の方が足の筋肉が強いんです。

立ちっぱなし実験をしたところ、2時間過ぎから足の疲れを訴える人が増え、
その中の一人の土踏まずの面積が、どんどん無くなってきてしまいました。

これは、土ふまずを形成している骨の位置が下がってしまっているためで
それが、もとに戻らなくなると、痛みや腫れがでたり、足首がずれたり、
土ふまずにタコができたり、足が変形して危険な状態になります。

最悪は、土ふまずのアーチをつくっている「後けい骨筋腱(けん)」に
血流がたまって、最後には線維が切れてしまう場合があるそうです。

●聖マリアンナ医科大学 仁木久照先生
危険なへんぺい足とは、成人期へんぺい足といいます。
骨と骨どうしがぶつかって痛み、また骨が脱臼して関節がずれて痛みがでます。
そうなると手術しかありません。

軽い方はレントゲンでも気がつきませんので注意が必要です。

【成人期へんぺい足】
●どんな人がなる

底の固い革靴をはいていたり、親指の部分が曲がりにくい靴
いつもハイヒールを履いている人も危険だといいます。

●予防するには、
足のアーチが上下に動き、指の部分がしっかり曲がる靴を選ぶのがポイント。
ヒールは5cm以内のものにすること。

●チェック方法
1.内くるぶしの後ろ側に腫れがないか
2.さらに押して痛みがあるかどうか
3..壁やいすにつかまり、腫れたり痛い方の足一本で
 つま先立ちをして内くるぶしに痛みがあるか

●治療法と予防法
・痛いときは安静が一番。そして、専門医で受診する。
・治療は、医療用の中敷きを使用し、運動療法を行う。

予防に効果的な、足指グーチョキパー運動
 足指でグー、チョキ、パーをする。
 目安として、朝晩、20~30回程度だそうです。
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足の痛みがひかない方や、立ち姿勢や歩くと疲れる方は
一度専門医を受診してみるといいかもしれませんね。