努力をしなくても痩せるホルモンさえ出れば、無理なく痩せる事ができるそうです。これは、朗報ですね。
では、痩せるホルモンとは一体何でしょう。やせるホルモンは、インクチレン（GLP-1、GPI)と呼ばれていて、すい臓のインスリン分泌を促進するものです。
2型糖尿病などになると、このインクチレンによるインスリン分泌が阻害されます。糖尿病は、すい臓から出るインスリンが減少するか、インスリンの働きが悪くなって、上がった血糖値を下げられなくなる病気です。
このようにインクチレンは大切な働きをしているのですが、GLP-1は血糖値を下げる働きの他、胃に入った食べ物の排出速度を遅らせる働きがあり、これにより満腹感を長く続くことで、食欲を抑えたり、急激な血糖値上昇を抑制したりする作用もあるそうです。
このホルモンはありがたいですね。これなら糖尿病や肥満を予防し、つらい食事制限や運動をすることなく、痩せられそうです。
このありがたいホルモンは、小腸を刺激すると大量に分泌することができるそうです。
また、やせるホルモンを効果的に出す食品としてカレーの色素「クルクミン」や植物繊維も知られています。
痩せるホルモンを出す食品「サバ缶」
実は、GLP-1 の分泌を促す作用がある食べ物が身近にあります。山形県のある町では、毎日のようにそれを食べているそうです。
されは、なんと「サバの水煮缶」です。サバの水煮缶には、EPAとDHAが含まれており、特にEPAは、小腸でGLP-1を出す細胞を刺激します。
実際、毎日食べている山形県民を調べてみたら、食事の後に大量のやせるホルモンが分泌されてました。
食べ方は、家庭それぞれ。味噌汁に入れたり、うどんのつけ汁にしたりと、最低でも週に3日は食べているそうですよ。
ヤセたい方は、ぜひ「サバの水煮缶」を食卓に並べてみてくださいね。
