歳を重ねてくると、ちょっとしたことで息ぎれしやすくなりますよね。その原因は、呼吸機能が落ちてしまい、息が浅くなってしまうことにあるようです。

息が浅くなると、酸素をうまく取り込めなくなり、疲れやすくなったり、息切れしたりするようになってしまいます。

あさイチでは、横隔膜を鍛えることで症状を改善する「究極のドローイン」を教えてくれました。

横隔膜を鍛える究極のドローイン

呼吸をうまく機能させるためには、横隔膜をしっかり動かすこと。お腹の筋肉をうまく使うことで、深い呼吸をすることができます。

「究極のドローイン」は、おなかのをひっこめて横隔膜をしっかり動かし腹式呼吸をする方法です。

毎日行うことで、深い呼吸ができるように体が変わっていくそうです。

横隔膜ストレッチ

この姿勢をすると内臓が横隔膜を押上げてくれるため、横隔膜の動きがスムーズになり深い呼吸を取り戻してくれます。

①椅子と、バスタオルを用意します。
②床に寝転び、足を椅子の上にのせます。
③おしりの下に、5~10cmの高さに折りたたんだバスタオルを置きます。
④1日5分、この姿勢で呼吸すると横隔膜の動きがよくなります。

この姿勢をするだけで、呼吸量が10~40%も増えるそうです。

腹式呼吸

声楽家の方が練習している、横隔膜をフル活用した腹式呼吸です。椅子に座って床の時計をおき、体を床面に向けて行います。

①口をすぼめうどん1本吸う形にし、横隔膜に負荷をかけます。
②おへそから3cm下の辺りを中心に膨らませます。
③10秒で息を吸って、10秒で息を吐きます

こうすると腹横筋を使ってドローインをしていることになります。

太ももあげ

太ももを上げると腹式呼吸がしやすくなります。

①太ももを上げる時に息を吐きます。
②太ももを下ろす時に息をすいます。

歩くときにも、このタイミングでするといいそうです。

この呼吸法を続けると、息が深くなり、とっても体が楽になるそうです。

その他にも、鶴太郎さんの実践しているヨガ呼吸法やフラメンコダンサーの加藤美香さんの胸や背中の筋肉を鍛えると効果があるとか・・・。

とりあえず、自分が簡単にできそうなもの3つ紹介されていただきました。

横隔膜を鍛えれば、呼吸も楽になり、お腹もぺったんこになり、カラオケもうまくなるという、一挙三徳って感じですね。