いろいろな料理にひとつまみかけるだけで、美味しさが倍増する魔法の調味料があるそうです!

ヨーロッパや三ツ星レストランでも注目される・・・?
漢方効果がある・・・??どこの家庭にもある・・・???

その万能調味料とは・・・、昆布でしょうか・・・。

コンブに含まれる成分には、中性脂肪抑制、血糖値上昇抑制、紫外線からお肌を守るなど、さまざまな効果があることが最新の研究結果でわかってきており、健康や美容効果の面からもクローズアップされています。

また、昆布には利水といって、身体の中の水分バランスを整えてくれる効果があります。

そもそも、昆布は日本の台所ときってもきれない関係にあり、昔から食材のうまみを引き出してくれる万能調味料をして、日本料理に使われてきました。

昆布のうまみの主成分は、グルタミン酸。人間の脳には、グルタミン酸を受容する受容体群があり、味覚だけでなく、記憶や学習にも深く関っているそうです。

そのグルタミン酸を調味料として商品化したのが、あの有名な「味の素」。1908年ということですから今から100年前のことなんですね。

世界に誇るうまみ調味料 山椒

今回新たに紹介される世界に誇るうまみ調味料とは、「山椒」です。さんしょうは、今モナコをはじめ世界中で大人気だそうです。

さしみや、豆腐にさんしょうをかけただけで、醤油をかけなくても味が濃くなり食材本来の味を引き出します。

山椒は、動物に食べられないための毒の成分が、うまみにかかわっているそうです。その毒とは「しびれ」です。

さんしょうは日本では縄文時代から使われており、英語では「ジャパニーズ・ペッパー」といわれています。

この山椒を、焼き魚、ステーキ、チーズ、牛乳にいれただけで、美味しさや旨みがグーンとアップします。

さんしょうの粉は、空気にさらすと香りも味も飛んでしまいますから使ったらすぐに冷凍庫にいれておく必要があります。

じょうずな使い方は、ミルに山椒の実を入れておき、使うときに削って使うこと。使い終わったら、すぐに密閉した袋にいれて冷凍庫に保存することだそうです。

さんしょうホット万能だれの作り方

【材料】
・サラダ油 大さじ2
・にんにく 1片(みじん切り)
・水   200ml
・しょうゆ  大さじ3
・砂糖 小さじ1/2
・酒 小さじ1
・さんしょう 小さじ1/2

【作り方】
①なべにサラダ油にいれ、にんにくみじん切り1片を入れる
②かるくかき混ぜにんにくの香りを引き立てる
③水、しょうゆ、砂糖、酒をいれ火を強くして溶かす
④山椒をミルで挽きながら小さじ1/2程度いれる
⑤かるくかき混ぜて出来上がり

【食べ方】
・野菜にかける
・アボガド1/2、なし1/2、紫たまねぎ1/8にたっぷりかける

簡単あえ麺の作り方

【材料】
・中華麺 1玉
・オイスターソース 大さじ1
・砂糖  1つまみ
・サラダ油 小さじ1
・さんしょう 小さじ1/4

【作り方】
①器に山椒をひいておく
②中華麺をさっとお湯でほぐす
③オイスターソースと砂糖、サラダ油をまぜ
④その中に茹で上がった麺をいれる
⑤さんしょうの入った器に麺をいれる

万能さんしょう油 作り方

【材料】
・サラダ油 100ml
・サンショウの実 10g

【作り方】
①サラダ油 100mlに粒のさんしょうをそのまま鍋に入れる
②かき混ぜながら油にさんしょうの香りをどんどん出していく
③できたら山椒の実を取り出す

3ヶ月は十分香りが保て、炒めものや、煮物、ドレッシング類にも使えます。

この山椒の料理テクニックを覚えて、明日の食卓を「スゴーい!」と言わせてみたいですね。