スティーブンス・ジョンソン症候群(SJS)とは、皮膚がただれたり、失明したりする怖い薬の副作用です。

薬の説明書に「次のような症状は直ちに服用を中止して・・」という注意書きがありますが、その中にスティーブンス・ジョンソン症候群があります。

スティーブンス・ジョンソン症候群は、皮膚や粘膜の過敏症である多型紅斑の一種で皮膚粘膜眼症候群ともいいます。

スティーブンス氏とジョンソン氏によって発見されたためこの名前がつけられてたそうです。

厚生労働省の発表では、2年間で131人死亡しているそうです。原因となる薬は、抗生物質や抗てんかん薬抗炎症薬他、
1100種類以上あるといいます。

番組では、21年前に風邪薬を飲んで失明してしまった女性を紹介してました。

彼女の場合様子、様子がおかしくなってから10日以上たって、ようやく病名がわかったそうです。

おいかしいい」と思ったら、すぐに医師や薬剤師に相談することを勧めてみました

【昭和医大 末木博彦先生の話】
スティーブンス・ジョンソン症候群は、誰がなるか、いつ起こるかがまったく予測できません。初期症状では、医者もなかなか判断できません。

スティーブンス・ジョンソン症候群は薬の副作用ですので、市販薬と病院の処方薬も同様の危険性があります。

疑わしい症状がでた場合には、医薬品を直ちに投与を中止してお医者さんや、薬剤師に相談してください。

主な症状
・38度以上の高熱
・粘膜のただれ(口、目、のど)
・皮膚が赤くなる

早めの処理が、症状が軽く抑えられるということですので、おかしいと思ったら、すぐにお医者さんや、薬や購入した薬局に迷わす相談してください、とのことです。