50℃のお湯で野菜を洗うと、しゃきっとして鮮度が蘇り、
さらに、長持ち効果もぐーんとアップするそうです。

この50℃洗いは、今、料理店やスーパーマーケットなどでも
知れ渡り、食材の管理にとりいれられ始めているそうです。

フジテレビ「とくダネ」や、NHKゆうどきネットワークでも
紹介されていましたね。
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●発案者は、スチーミング料理技術研究会 平山一政さん
仕組みは、細胞の水分を失った野菜を、50度のお湯に入れると、
ヒートショックという状態になり、葉っぱ表面の気孔が開いて、
水分をいっきに取り込んで、みずみずしく野菜に蘇ります。

その効果は、野菜の鮮度があがり長持ちし、殺菌効果もあるそうです。

また、この50度洗いは、野菜ばかりでなく、
肉や魚にも効果があるということです。

●50度洗いの方法
用意するもの
・温度計 
・ボウル(鍋でも可)

ボウルにお湯を入れ、温度計を見ながら50度に調整します。
簡単につくるには、沸騰させたお湯と同じ量の水を加えると
だいたい50℃前後の温度になるので、そこから微調整をするといいそうです。

●食材の洗い方
表面を傷つけないように優しくしゃぶしゃぶするようにやさしく洗うのがコツ。

●洗う時間の目安
・野菜や肉・・1~2分
・魚・・・2分30秒~3分
・さざえや貝類・・4分

●注意点
・50度で洗ったら、よく乾かし冷蔵庫で保存する。
・50度洗いしたら、肉や魚、貝類は保存しないですぐ調理すること。
・お湯の温度は、約48~52℃を厳守する
※43℃以下は、菌が繁殖してしまうので逆効果になるそうです。
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イチゴなどのくだものも甘みがアップするそうですよ。

さっそく、冷蔵庫の中から野菜を取り出して、
今日の食材を生き返らせてみてくださいね。