今回の世界一受けたい授業は、東大で今大人気の先生たちが特別授業を担当。人気だけあって、立ち見が出るほどの話題の講座もあるようです。
そんな中、私たち中高年の気になる内容は、やはり「アルツハイマー病の予防法」と「老後に困らないためにやっておくべきもの」ですね。
アルツハイマー予防は、絵を描いて○○するのが最新の予防法だとか。これは、石浦章一(いしうらしょういち)先生が教えてくれます。
また、老後が困らないようにするには○○を買え!と言うのは、経済学者の伊藤元重(いとうもどしげ)先生です。
これは、とても興味のある内容ですね。
人はいつまで生きるか分からない。これが分かったら人生設計もしやすいと思いますが、平均年齢以上生きたら、老後破産になってしまう・・なんてことにならないよう、今からしっかり学んでおきたいと思います。
老後が困らないためにやること
東大経済学部教授 伊藤元重先生(63歳)。先生は、これからの物価上昇に備えてお金はどうしておくか?など、大切なお金の問題を教えてくれました。
物価上昇に備えてお金はどうしておくか?
⇒ 資産を分けること 分散が大事
すべての資産にはリスクがあるもの。何が起こって大丈夫なように、分けておくことが大事だと言います。
資産は、円だけでなく、ドルであったり、ユーロであったり、金であったり、また株であったりと、分散させることが必要なんですね。
また、先生おススメの本の読み方は、「理解力を上げるためにメモせよ」です。本を読んだとき、何を感じたか、何を疑問に思ったかが大事で、理解力を高める上で有益だそうです。
「本は本であると同時に自分のノートブック」と言うのが、先生の持論です。
1つ50円のコロッケ高級レストランの味に
香りは、味を左右します。香りがない食品は美味しいと思わないそうです。50円のコロッケにスーパーで売っているローズマリーを入れるだけで、高級レストランの味になるそうです。
また、アイスクリームにシナモンパウダーを振りかけるだけでも、1味も2味もアップし、高級な味になるとか。これは簡単にできそうですので、やってみたいですね。
石浦章一先生が教えてくれるアルツハイマー簡単予防法
アポE4と言う遺伝子を検査する
体にアポE4と言う特殊な遺伝子があるとアルツハイマー病のリスクが最大10倍になると言います。
両親のどちらかが、アポE4と言う遺伝子を持っていると、1/2の確率で遺伝するそうです。
アポE4の遺伝子を持っているかどうかは、市販の検査キットを使った遺伝子チェックが可能です。3万円程度でできるようです。
口の内側の粘膜を綿棒で少しこするだけで検査可能なので、気になる人は、やってみると良いですね。
絵を描いて予防する
絵を描いたら、人に見せると認知症予防効果があるそうです。人に見せたときの反応を楽しみに描くことが大切のようです。
乳製品でアルツハイマーを予防する
牛乳やチーズ、ヨーグルトなどの乳製品を摂るとアルツハイマーになりにくいという研究結果が出ています。牛乳なら1日コップ1杯飲むと、リスクが30%減るそうです。
体操で予防する
太ももの前側を鍛えると、アルツハイマー病の予防になります。ここを鍛えると、リスクは1/3から1/2まで下がるそうです。
太ももの前側は、一番衰えやすく、一番鍛えにくい筋肉だと先生は言います。
太ももを鍛える東大式アルツハイマー予防体操
①右足で片足立ちし、ひざを深く曲げて腰を落とします。
この時、体がグラグラしないようにするのがポイントです。
②右回りにジャンプして90度回転します。
③また、右回りにジャンプして90度回転します。
④また、右回りにジャンプして正面に戻ります。
着地するときは、しっかり止まります。
1週したら、反対側の足も行います。
これ、とっても辛いですね~ 足がプルプルしてしまいます。でも、足の筋肉の衰えを防ぎ、アルツハイマーの予防になるのなら、ぜひ毎日やりたいと思います。