大横綱北の湖さん、昭和28年、北海道壮瞥町生まれで、昭和42年に初土俵を踏みました。
私たちが小学校の頃、相撲界に入ったんですね。昭和49年に史上最年少の21歳2ヶ月で横綱になり、圧倒的な強さをみせてくれました。
通算24回優勝し、引退したのは昭和60年。私たちの年代だから、とても親近感がある横綱です。
長い間、日本相撲協会の理事長に就任し、相撲界の発展につくしてくれましたよね。
理事長の就任の間は、集団リンチ、力士の大麻問題などもあり一度理事長を平成20年に退任しましたが、平成24年に再び理事長職についていました。
実は、北の湖理事は、いろいろな病を抱えていたようです。これまでに、以下のような病気が報告されてました。
2012.2月 直腸がんの手術
2013.12月 大腸ポリープを切除する手術
2014.1月 腸閉塞を併発、糖尿病
九州場所(福岡)では、毎日のように会場にでていたそうですが、20日朝体調がおかしくなり、救急車で運ばれましたが、20日夕刻の6時55分に亡くなられたそうです。
死因は、直腸がんと多臓器不全だそうです。
北の湖理事長は、横綱としての品位、品格をとても大切にしてきた方です。
11月17日、横綱白鵬と関脇栃煌山の取り組みで、横綱が猫騙しを2度行ったことに対しても、苦言を呈していました。
それから、わずか3日後のことです。北の湖理事長死去のニュースに、だれもが耳を疑いました。
私たちと同じ時期に青春時代を過ごし、いつも相撲界のトップに輝いていた大横綱、北の湖理事長。
ご冥福をお祈り申し上げます。