キレイな文字をスラスラと書く人を見ると、本当に羨ましですよね。丸文字が治らない、子供の連絡帳に書くのがイヤ、手紙を書きたいけど恥ずかしい、そんな声をいっぱい聞きます。

通信講座の年間ランキングでは、
1位 ボールペン字講座
2位 医療事務講座
3位 調剤薬局事務講座
4位 ケアマネージャー講座
5位 行政書士講座
と、美文字の講座はいつもトップだそうです。

それだけ、美文字メリットはあるということなんですね。

そんな汚文字に悩む人に向け書道家 髙宮暉峰さんが、たのしく簡単に美しい文字を書くためのコツを教えてくれました。

美文字とは、「読みやすく分かりやすい文字」のことで大切なのは、心、体、技、の3つだそうです。

なんか武道みたいですね。^^;

心 こころを込めて書く

宛名をつけるだけで、文字が上達します。

宛名をつけることで、相手に読みやすい文字を書こうという意識がおきて、丁寧な文字を書こうとするからだそうです。

体 正しい姿勢でかく

・背筋をの伸ばす
・下腹に力を入れる
・体と机は拳一つ空ける
・紙は手1つあける

ポイント1 ひじを上下に動かす
紙とペンを用意して縦の直線を引いてみてまっすぐに引けない人は字が下手な人だそうです。

ひじを上下に動かすことでまっすぐな直線が引けるようになり美文字になります。

ひじを固定してしまうと字が歪んでしまいます。文字が右肩あがりや、丸文字にの人はひじが動いてない可能性があるそうです。

ポイント2 小指の使い方
小指をまるめ軽く力を入れると、これを土台にして動かすとキレイにペンが動くなるようになります。

筆圧が高い人は、親指、人差し指、中指で支えているそうです。小指でしっかり支えることで安定した文字を書くことができます。

ポイント3 直線を引く練習方法
①紙を半分、半分に4回折ります
②拡げてシワを伸ばします
③紙の中心とへその位置に合わせます
④折り目にそって線を引きます

直線がひけると、文字が驚くほど上達するそうです。

ポイント4 縦書は文字の中心線を揃えること
横書きは、文字の下側を直線上に揃えて書く とキレイにかけます。

ポイント5 の 文字の練習
螺旋を書くことで練習します。わ、などの輪郭が滑らかに書けるとキレイになります。

縦書、横書き、直線をしっかり書けるようになると美文字になれるそうですよ。

髙宮先生によると、字は人なりと言い、美しい字は書いている人の印象を格段にアップさせてくれ、自信がつく、コミュニケーション能力がつくなど、良いことずくめだそうです。

美文字は一生モノ。身に付ければ一生得することがいっぱいあるそうです。

パソコン時代だからこそ、よけいに手書き文字の価値があがりますよね。また、手を動かすことは、脳の働きにも良いそうです。来年の年賀状こそ、手書きであっと言わせたいですね。