これまで、歩き方ってあまり気にすることはありませんでしたが、最近膝が痛くなって気にするようになりました。

私はO脚気味で、どちらかと言うと内股気味に歩いています。

歩く

このままだと、将来膝が変形してしまうのではないか、と心配しているのですが、どうすれば治すことができるのでしょうか。

TBSのサタデープラスで、「歩き方で病のリスクチェック」を特集していました。

指導してくれたのは健康運動指導士の黒田恵美子さん。歩き方を見れば健康度や将来起こる病気がわかるそうです。

街でチェックしたところ、正しい歩き方をしている人は、100人のうちに2、3人しかいないそうです。

歩き方を見ると将来、どんな病になるかがわかるといいますから、ぜひチェックしてみてください。

尿もれになる歩き方・・ガニ股歩き

「ガニ股歩き」の人は、将来尿もれになる可能性があるそうです。

がに股の人は、股関節周りの筋肉をうまく使えてない可能性があります。

長く続けているとインナーマッスルなどの筋肉が弱り、骨盤底筋も弱って尿もれが起こる恐れがあります。

寝たきりになるリスクの高い歩き方・・内股歩き

内股歩きは、日本の女性に多い歩き方で、O脚の人は、特に内股歩きになりやすいので注意が必要です。

内股歩きを続けるとひざが変形し、将来歩けず寝たきりになる可能性があります。

転倒する恐れのある歩き方・・モンローウォーク

歩くときにお尻を左右に振って歩く、モンローウォーク人は、お尻の「中殿筋」 が弱っている人です。

この歩き方をする人は、横方向に踏ん張れないため転びやすいそうです。

デブになる歩き方・・ちょこちょこ歩き

後ろ足が伸びず地面を蹴り上げない、ちょこちょこ歩きの人は中高年以降に見られる歩き方です。

チョコチョコ歩きは、筋肉をあまり使わないので基礎代謝が落ちてしまい、デブになってしまいます。

早死する歩き方・・1日1万歩

「歩けば歩くほど長生きする」と言われて、1日1万歩を目標に歩いている方も多いと思いますが、歩き過ぎは早死する危険性があります。

歩くという行為は、足の裏の血管を通る赤血球を、踏み潰して壊してしまうそうです。

若いうちはすぐに修復しますが、中高年になるとなかなか回復せず、逆に貧血になったり動脈硬化が進行してしまったりするとか・・。

理想は1日8000歩、その中に早歩きが20分含まれていると理想的だそうです。

理想の歩き方

理想の歩き方に近づけるには、腕を前後45度にしっかり振ることです。

特に後ろへの振りを意識すると、歩幅が広くなり姿勢がよくなり理想の歩き方に近づいていきます。

内股、がに股のチェック法

内股かガニ股かをチェックする方法があります。

①こぶしを1つ分開けて足を平行に開く
②こぶしをひざに挟んで屈伸する

そのときに、こぶしが膝に押されてしまう人は「内股」、こぶしと膝に隙間ができる人は「がに股」になります。

将来、膝が痛くならないためにも正しい歩き方マスターしておきたいですね。