脳梗塞は、脳の視床と呼ばれる部分に多発する傾向にあります。しびれは、左右にしっかり分かれており、左側がしびれた場合、右の脳、右側がしびれた場合、左の脳が梗塞を起こしています。
脳梗塞を起こしている場合、完全に死んでしまった細胞のほか、ペナンブラと呼ばれる部分があります。これは、正常な細胞と死滅してしまった細胞の間で、一種の気絶状態の細胞を言います。
ペナンブラは、気絶状態ですので、起こしてあげれば、また元の正常な状態に戻ることが可能だそうです。
また、早期発見であれば、投薬と食事療法でも完治が可能です。
主治医が見つかる診療所で、「自宅で簡単にできる脳梗塞を見分ける方法」を紹介してくれました。
■バレーサイン
①立っても座ってもできます。まず、手のひらを上にむけて前にならえをします。
②そのまま眼をつぶり10秒間キープします。
どちらかの手がだんだん下がってきてしまうか手が内側に回ってしまう(内転してしまう)と脳梗塞の可能性があります。
■つぎ足歩行
①つま先とかかとをつけながら一直線に歩けるかどうかチェックします。
これは、歩行で小脳のバランスを見る方法です。脳梗塞が起こると、平衡感覚が狂い、真っ直ぐに歩けずふらつきます。
脳梗塞の自宅でできる簡単チェック、ぜひやってみてください。バレーサインとつぎ足歩行で異常が現れた場合、すぐに脳神経外科に行くことをオススメします。