人知れず薄毛に悩む男性は多いですね。こればかりは自分の努力ではどうにもならない、と諦めている人もいるのでは?

凄腕専門外来の薄毛のコーナーに、小林一弘先生が登場し、男性の薄毛の悩みに答えてくれます。小林先生は、AGA専門医。たくさんの薄毛の患者さんを見てきた医師だけにアドバイスは的確です。

薄毛は、毛根が死んでいるわけではなく、髪が生えていないのではなく、生えていてもとても細く短く、髪の毛が体毛化や産毛化(うぶげか)していくのが特徴です。

普通の髪は、十分に成長しては抜けることを繰り返すのですが、AGAは、髪が十分に成長しないでそのサイクルを繰り返すため細く短くなり、地肌が見えてしまうのですね。

原因は、男性ホルモンのテストステロンの影響だと言われています。残念ながらそのメカニズムはまだ解明されていないそうです。

城西クリニック内で行われてるAGA治療は、フィナステリド(プロペシア)とミノキシジルです。先生は、プロペシアの有効性を認めているようです。プロペシアは、耐性がなく、有効性、予防性も高く、永続性があると言います。

飲み薬のフィナステリドと塗り薬のミノキシジルで、半年~1年で髪が太くなり、薄毛が解消されます。このように、男性の薄毛に関しては、プロ中のプロなので、是非、先生の意見を参考にしてみてはいかがでしょう。

また、最近では、森林浴が薄毛に効果があると話題ですね。森には、「フィトンチッド」という物質があり、その成分に癒し効果があると言われています。

フィトンチッドの主な成分は「テルペン」という物質で、樹木の中に多く存在します。ヒノキの香りは、アロマのエッセンスになるほどで代表的な成分に「ヒノキチオール」があります。

ヒノキチオールには、IGF-1を増やす作用があり、抜け毛・薄毛の予防に効果があるとされています。ヒノキチオール成分配合の薬用育毛剤は多く販売されています。また、森に存在するもう一つの物質、「オゾン」は全身のIGF-1を増やし、結果として抜け毛・薄毛を予防し、発毛・育毛を促すと考えられています。

このような観点から、森林浴が薄毛や抜け毛の予防になると言うことが分かりますね。森林浴は、こればかりではなく精神を落ち着ける作用がありますので、ストレスが多く、ストレスが抜け毛につながっている方には、最高の治療かもしれませんね。

小林先生の病院は、新宿にある城西クリニックです。ただし、予約は2ヶ月待ちだそうです。