巷では、ノロは何かと話題にあがり、老いも若きもノロにはナーバスになっていますよね。
この冬、絶対かかりたくない感染症ではインフルエンザにも勝るかもしれません。
と言うのも、インフルエンザには予防ワクチンがありますが、ノロに関してはなす術がありません。
辛い嘔吐と下痢にはひたすら耐えるしかなく、感染力も強いため、家族で1人患者が出ると、次々とノロに屈服してしまいます。
私も、年末から3月にかけて色々行事が満載なので、ノロだけにはかかりたくないな~と思います。
いまノロが急増するホントの理由
ノロがこんなに騒がれるようになったのは、ここ数年のような気がしますが、実は、20年で100倍に急増しています。
急増している理由は、ウイルスが急激に進化しているのが1つ、その他の理由は、私たちの生活の中にあると言います。
生活の質が向上すると、思いもよらぬ病気が蔓延するものですね。
「いまノロが急増するホントの理由」も気になりますね。
ためしてガッテンで紹介されたノロの本当の招待と最新対策
ノロウイルスの感染力は、インフルエンザの1000倍と言います。
ノロウイルスは、全世界で大流行し、米CDCの調べによると、5歳以下の子供だけで毎年世界で20万人亡くなっているそうです。
今年になって新型ウイルスが発見されたと言うニュースを聞いたことがあるかと思いますが、このウイルスは、GH・P17(カワサキ変異株)と言います。
名前から分かるように、日本で初めて認められたのは、神奈川県川崎市でした。
新型ウイルスは、もし日本で大流行したら世界中にアッと言う間に広まり、過去を上回るような感染者数になるそうです。
今年の冬は、世界中で大流行し、何億人もの人が感染するかもしれないと言われています。
血液型に関わるノロウイルス
ノロウイルスの感染は、血液型に関わっていると言われています。
アメリカでの調査によると、血液型でのかかりやすさは、
O型・・・60%
A型・・・44%
B型・・・33%
AB型・・0%
と言う結果でした。
この調査から言うと、AB型の人はノロウイルスにかからないと言う結果でした。
ノロウイルスは、増殖の時に、小腸の細胞を破壊して嘔吐・下痢を起こします。
小腸の壁の表面には、血液型によって異なるかぎ穴(抗原)があり、ノロウイルスは、AB型のカギを持っていないため、AB型の人はノロウイルスにかかりませんでした。
ところが、その後、日本での調査によると、血液型でのかかりやすさは
A型・・・71%
B型・・・65%
O型・・・64%
AB型・・55%
と言う結果でした。
この調査からわかることは、以前AB型のカギを持っていなかったノロウイルスが、すべての血液型のカギを持つように進化と変化を遂げているとい言うことです。
ノロウイルスを99.9%撃退できる柿渋消毒薬の作り方
①渋柿を5分ほど茹でます
②皮ごとすりおろします(ヘタは取り除きます)
③ガーゼなどにくるんで搾ります
④渋柿の搾り汁と消毒用アルコールを1:2の割合で混ぜます
⑤アトマイザーなどに入れて、まな板や手などに吹きかけます
渋柿が手に入らない方や、作るのが面倒と言う方は、同じ働きを持つ「柿渋(かきしぶ)」と言う物が販売されています。
柿渋はホームセンターや塗料店、手芸店などで買うことができます。
この柿渋(無臭)を消毒用アルコールで10倍に薄めて、アトマイザーなどに入れて吹きかけて使用します。
ノロウイルスを予防する乳製品
ノロウイルスには、牛乳、チーズ、ヨーグルトなどの乳製品に含まれる「ラクトフェリン」がウイルスから腸を守ると言います。
ラクトフェリンは、腸内で膜をはり、ノロウイルスが、腸壁から侵入するのを防ぎます。
普段から乳製品を毎日食べている人の感染率は4.3%、乳製品を食べていない人は15.6%と言う結果があります。
私が得た新しい対策は、柿渋消毒液と乳製品ですね。