私は、ここ10年近くなかなか寝付くことができず不眠症で悩んでいるのですが、ある栄養素の不足が原因の可能性もあるようです。

なかなか寝付けない

不眠の原因も様々ですが、栄養素であるマグネシウムが不足しても不眠になるそうです。

それなら、不足する栄養素を補えば、不眠も解消するということですよね^^ 明るい兆しが見えてきました。

マグネシウムは、血圧や血糖値の調整、体温調整や筋肉の収縮などをスムーズに行う働きがあります。そのため、血糖値を安定に保ったり、動脈硬化を予防したり、と私たち中高年にとってはとても大切な栄養素の1つです。

また、マグネシウムには、けいれんした筋肉を弛緩させ、神経の伝達を穏やかにするなど、とても頼もしい働きをします。

そういえば、目の周りがピクピクと痙攣したとき、マグネシウムを摂ったら改善したという話を聞いたことがあります。

こんな良いことづくめのマグネシウムが、なぜ快眠をもたらすのでしょうか。それは、マグネシウムには、覚醒を促すストレスホルモン「コルチゾール」の量を効果的に低下させる働きがあるからだそうです。

マグネシウムは、リラックスをもたらす栄養素ですので、マグネシウムの豊富な食生活が、質の良い睡眠をもたらすのですね。

なかなか寝付けない、夜中に何度も目が覚めるという方は、マグネシウム不足の可能性があります。

しかし、マグネシウムは、体内に多量に貯蔵できないため、頻繁に摂取する必要があります。マグネシウムを多く含む食品は、緑黄色野菜、豆類、アーモンド、カシューナッツ、くるみなどのナッツ類、サーモンやカレイなどの魚類です。

なかなか寝付けない人や途中で何度も目が覚めてしまう人は、どんな栄養素が不足しているか睡眠外来などの専門医を受診するとよいそうです。

ためしてガッテンで紹介された、鉄分(フェリチン)不足による下半身のけいれん「しゃっくり足症候群」による不眠症の詳細はこちらの記事で紹介しています。