めまいに悩む人は、本当に多いですね。
特に更年期世代である私たちのほとんどが経験しています。
あまりに慣れすぎて、「またか・・」で終わってしまいますが、
めまいの種類によって、正しく治療すれば症状もおさえたり、
改善することができるそうです。
今回の特集は、めまいの3大特徴である、クラッ、ぐるぐる、ふわふわ
について、タイプ別に対処方法を教えてくれました。
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●「クラッ」めまい・・東京女子医科大学東医療センター 渡辺尚彦先生
【原因】
いわゆる立ちくらみで「起立性低血圧」といいます。
立ち上がるときに自律神経が調整してくれるのですが、
その働きがにぶくなっておこります。
【対処法】
・起きるあがる時、ゆっくりと起き上がること
・水を一杯飲んだり、むくみ予防ソックスをはいたりする
・風呂はぬるめで半身浴でゆっくり立ち上がる
・食後に、カフェインの入ったコーヒー、緑茶、紅茶などを飲む
●「グルグル」めまい・・横浜市立みなと赤十字病院 新井基洋先生
【原因】
更年期に多く起こり、「良性発作性頭位めまい症」といいます。
症状は、景色が回転したり吐き気がしたりします。
耳の中にある「三半規管」の中に、「耳石」という炭酸カルシウムが
入ってしまうために起こります。
【対処法】
・治療すると7割の人が改善します
・頭を動かす運動で予防することができる
【予防体操】
仰向けに寝た状態で頭を動かします。
1.右を向いて10秒
2.上を向いて10秒
3.左を向いて10秒
これを10回繰り返し、朝と晩など1日2回行う
【注意点】
他に大きな病気がある場合もあるので、めまい以外に 難聴、耳なり
ふらつき、手足のしびれがある場合には、病院へいくこと。
●「フワフワ」めまい・・東京厚生年金病院 石井正則先生
【原因】
雲の上をふわふわ歩いているような感じがするめまいで、
「ストレス性めまい」であることが多いです。
【対処法】
ヨガで自律神経を安定させると改善します。
また、身体を動かしストレスを開放するのも効果があります。
【座禅法】
・座禅のポーズで、口から息を3秒で吸い、鼻から10秒で吐き出す。
これを1分間、できれば1日2回
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このようにわけてもらうと、めまいもわかりやすいですよね。
めまいと同時に手足のしびれなどがある場合には、「脳卒中の可能性」
もあるそうですから、心あたりの方は即、病院で受診されてくださいね。