自分の家で手軽に動脈硬化を防ぐ方法があるそうです。
それは、お風呂。ある温度である時間だけお風呂に入るだけで血管が若返り動脈硬化を防いだり、心臓疾患を改善してくれる可能性がある入浴方法です。
どのようなお風呂の入り方でしょうか?気になりますね。
その方法を提案するのは、日本心臓病学会理事長の鄭忠和先生。
この方法は「和温療法」を名づけられ、色々な病気の治療に積極的に利用されその効果をあげているそうです。
「和温療法」とは、人が和みリラックスする温度で全身療法するという意味で鄭忠和先生が名づけ発表したそうです。
人は、体内の温度を1度~1.2度上げることで、全身の血管が回復し、慢性心不全などの症状や痛みに効果があるそうです。
それを実現させているのは、一酸化窒素「NO」の働きです。
1998年 ノーベル生理学・医学賞の「循環器系における情報伝達物質としての一酸化窒素に関する発見」と同じ理屈だったんですね。
自宅のお風呂で効果を得るためには、
①41℃の湯に10分間つかり体内の温度を約1度上げる
②肩までしっかり浸かる
さらに、布団などに入って30分安静にすることでその効果がさらにアップするそうです。
慢性心不全、閉塞性動脈硬化症、慢性疲労症候群、線維筋痛などの難治性疾患にも効果があるようですよ。さっそく今夜のお風呂から「和温療法」に挑戦してみたいですね。
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