お腹がパンパンに張って本当に辛い便秘。なんとかしようと、水分補給や体操などやってみても、効果がでず、最後の頼みは便秘薬になってしまいます。
実は、しつこい便秘の原因は、腸のズレにあるそうです。「えーっ、腸ってずれるの??」と思いますよね。
便は小腸で栄養分を吸収され大腸に送られます。大腸の入り口は、右脚の付け根付近にあります。
そこから上に登って、おへその上あたりで左に横にまがって、突き当たって下に降りて、でさらに曲がり肛門となります。(どうして一度上に上がっていくんでしょうね・・)
この大腸が正しく位置になく垂れ下がってしまうと、内蔵や子宮なども圧迫され、全体的に下にさがってしまい身体にいろいろな不調を起こしてしまうそうです。
この状態を落下腸といい、胎内にいたとき通常は固定されるはずの大腸が固定されなかったために起こっているそうです。
落下腸チェックリスト
①子供の頃から便秘だった
②腹痛を伴う便秘になったことがある
③便秘の後下痢や軟便になった
④運動量が減ったあと便秘になった
⑤立ち上がった際下っ腹がでる
2つ以上該当する人は、落下腸の可能性があるそうです。
5つに該当しましたはるな愛さんのお腹を調べてみると、仰向けの時に平だけど、立ったときに下っ腹がでてきてました。
落下腸は生まれつきのため治す方法はないそうです。でも、以下の3つのポイントを実践すれば便秘は改善されます。
たった2分で便秘解消 落下腸マッサージ
下に溜まった腸を持ち上げます。
ポイント1 落下腸を押し上げるマッサージ
①仰向けに寝て、両膝をたてる
②腰の下に座布団などを置き腰を10cmほど浮かせる
→腹筋が緩み長に刺激が届きやすくなります
③両手を使い下腹部からおへその上まで両手で押し上げる
大腸の押し上げるイメージで
④強さはお腹がへこむ程度で1分間続ける
こうすると大腸が少しづつ上がっていきます
ポイント2 S状結腸を刺激するマッサージ
①S状結腸を両手で上下に移動させながら、1分間つつくように揺らす。これを1分間続ける
この2つのマッサージを朝食前と寝る前に行うといいそうです。
ポイント3 姿勢をよくする
背中が丸くなると腸が胃などで圧迫されます。背筋を伸ばすと横隔膜があがり内蔵があがり大腸も持ち上げられます。
この姿勢を習慣づけます。
実際、ひどい便秘に悩むお二人に落下腸マッサージを実践してもらったところ、週1の便通で便秘薬を飲んでようやく出してしたのが、なんと毎日便通があるようになりました。
しかも、落下腸でぽっこりでてたお腹がスッキリし、ウェストが10cm近くも減っていたおまけ付きでした。便秘に悩んでいる方、さっそく実践してみてください。