肩こりは、日本人にとっては本当に長いお付き合い。肩こりは、一生治らないものと思っています、よね。

でも、肩こりの救世主となるマシンが登場しました。その装置で診療を受けられるのが、東京都豊島区にあるライズシティクリニックです。

ここには、スポーツ外来の他、肩こり専門外来があります。福島一雅先生は、このマシンで「ほとんどの肩こりを改善できます」と言い切ります。

首が後ろに曲がらず万歳もできないほど、肩こりに悩む女性。先生は、筋肉の硬さを目で見ることのできる超音波エコー装置で肩こりの状況を把握します。

肩こりの痛みは、僧帽筋や広背筋の一部が硬くなり血流が悪化することで起こります。そして、筋肉の一番硬くなっているところへ、今年認可されたばかりの超短波治療器を使って治療します。

この機械は、1秒間2700万回の超短波の振動により、筋肉の中に摩擦熱を発生させ硬くなった筋肉をほぐします。治療して30分すると、首、肩の可動域が随分改善してました。

また、五十肩は、肩関節周囲炎と呼ばれ、肩峰下滑液包(けんほうかかつえきほう)の中で循環液が枯渇や癒着をし炎症が起こり、腕が上がらなくなる病気です。

そのような患者さんには、干からびた潤滑液をしっかり補充してあげます。その治療とは、肩関節の中に痛み止めとヒアルロン酸を注入します。そうすることで、関節内の潤滑液が補充されていきます。

この超短波治療器、来年は家庭用のものが発売されるそうですので楽しみですね。