認知症、その数は予備軍を入れると800万人もいるとか。

認知症は、今のところ決定的な治療法がなく、早期発見が必要なことから様々な番組で取り上げられています。

NHKスペシャルでも、「認知症による徘徊老人」の特集が組まれ、放送の翌日に、徘徊不明の女性が7年ぶりに夫と再会したというニュースで話題になりました。

認知症は高齢者ばかりが発症するのではありません。若い人でも発症する、若年性アルツハイマーというのがあります。

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若年性の場合には、遺伝に関わっている場合が多いと言われています。いずれにしても早期発見し、治療を開始することで進行を遅らせることが大切です。

TV番組「教訓のススメ」で、ビビる大木さんが認知症のリスクをチェックしました。

ビビる大木さんは、1974年生まれのアラフォ世代。2013年、歌手のAKINAさんと結婚したばかりですから、認知症にでもなっていたら大変なことになってしまいます。

アドバイザーは、認知症の専門家、今井幸充先生です。

認知症のチェック

認知症初期チェック項目

①昨日の夕食が思い出せない
②部屋を移動したが何をするのか忘れる
③家族と友人との大切な約束を忘れる
④会話中に物の名前を思い出せない
⑤さっき言ったことを忘れ同じ話を同じ人にいう
⑥久しぶりにあった友人の名前が思い出せない
⑦今日の日にちをよく忘れる
⑧家族の誕生日を良く忘れる
⑨行きつけの店だが道に迷う
⑩ファーストキスの場所を忘れた

①、③、⑤、⑦、⑨ にチェックが入った人は要注意
②、④、⑥、⑧、⑩ にチェックが入った人は普通の物忘れ

認知症の予防に効果があること

●朝1杯のコーヒー
→ コーヒーには、認知症の一つと考えられている毒性タンパク質の脳への蓄積を抑制する効果がある

●サザエ
→ サザエはタウリンと言う成分がより多く含まれる。タウリンは、脳機能の低下を防ぐ働きがある。

●カラオケ
→ 歌う・楽しむなど思考をより広く働かせることで、右脳を中心に脳全体を使用し活性化させる。

●料理
→ 料理は、行程を考えたり体を動かすなど脳に様々な刺激を与える。

●麻雀
→ 考える力と、指先を使う。

認知症予防トレーニング

●後出しじゃんけん
→ 判断力を鍛える為、先に出す人があらかじめ「勝つ」「負ける」を決め、後から出す人は、その指示通りに手を出す。

どの方法も、それほど難しくなく実践できそうですね。毎日やるのがポイントのようです。