まだ決定的な治療法が確立されていない、認知症。早期発見し早期治療すれば、進行を遅らせられるといいます。

老人と孫の手

その発見法については、世界中で研究が進められていますが、2015年7月 国際アルツハイマー病協会の会合で、唾液検査をするだけで、アルツハイマー病を早期発見できるかもしれないという研究成果が発表されました。

発表したのは、カナダのアルバータ大学の研究チーム。

アルツハイマー病の脳の変化を検出する方法として、唾液に着目し研究したところ、軽度の認知障害がある人の唾液には、特定のバイオマーカーがあることがわかったそうです。

この検査法が正しければ、唾液を採取しバイオマーカーを調べることで、アルツハイマー病が判断でき早期発見につながります。ただし、今は、まだ研究段階だとか。

認知症の発見法ももちろんですが、少しでも早く、認知症の治療薬ができるといいですね。