今、「うつ」の人が増えています。
日本人に20人に1人が毎年、うつ病にかかっているそうです。
「うつ」にかかった人たちの血液を調べてみた結果、
ある栄養素が不足していることがわかりました。
また、糖尿病の原因となる、あの「血糖値」が大きな影響しているようです。。
重度のうつ病患者が訪れる 精神疾患専門病院 国立精神・神経医療研究センター
では、患者さんに対する栄養指導で効果を上げているそうです。
うつになると不足する栄養素とは、葉酸。
葉酸が少ないと「うつ病」になるリスクが高まるそうです。
うつと関係の深い栄養素
●ビタミンミネラル類
ビタミン、B1 B2 B6 B12、葉酸、鉄、亜鉛
●脂肪酸類
ドコサヘキサエン酸(DHA)、エイコサペンタン酸(EPA)
●アミノ酸類
・トリフトファン、メチオニン、フェニルアラニン、チロシン
これらの栄養素は神経伝達物質がスムーズに流れる手助けをしています。
それが不足することで、うまく伝わらなくなり、うつ病になりやすくなります。
●栄養素が含まれている食材
葉酸・・葉もの野菜、ほうれん草、ブロッコリー、
ビタミンB6・・赤みの魚、レバー
トリフトファン・・乳製品、チーズ、牛乳
チロシン・・鰹節、しらす、納豆
DHA/EPA・・あお魚、さばの水煮
鉄分・・あさり、レバー、納豆
亜鉛・・かき、レバー
トリフトファンは、タンパク質を食べることでができます。
野菜をとるときの注意点としては、
野菜ジュースは流動体で「かまない」、
かむ習慣がないと前頭葉や脳科学の研究で血流が上がらない。
そういう視点から脳の活性化によろしくない という結果があるそうです。
●糖尿病とうつは相関関係にあります。
糖尿病の人は3倍うつになりやすい、
うつの人は3倍糖尿病になりやすいそうです。
そこで、血糖値をあげない食事
ネバネバ食~納豆、オクラ、山芋。
ご飯といっしょに食べると、胃に吸収するスピードが遅くなり
血糖値の上がり具合をゆるやかにする効果があります。
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いろいろな健康情報で紹介されていますが、
バランスの良い食事は、本当に健康の基本ですね。
まさしく、医食同源。
毎日の食事で健康生活をキープしましょう!