「あれっ、こんなにO脚だったっけ?」とガラスに写った自分の姿を見てあせることありませんか。
それは、足の筋肉、内転筋が弱ってきている証拠かもしれません。内転筋は、太ももの内側に存在する筋肉で恥骨から大腿骨につく筋肉で、足を内側に閉じるための筋肉です。
内転筋が衰えてくると、膝を閉じる力が弱くなり座ったときに足が開いたり、ガニ股歩きになったり、O脚になったりします。
こんな脚を「おばさん脚」って言うそうです。(^_^;)
この状態を放っておくと、ひざや足首が負担が増え痛みがでたり変形したりして、将来歩くのが困難になる恐れもあります。
そこで、「おばさん脚」脱却大作戦ということで内転筋を鍛えるためにスゴ技を教えてくれるそうです。
また、釈由美子さんが続けてきた、究極のながら運動法なども紹介してくれました。
内転筋の骨盤から太もものの内側につながる筋肉の集まりで、脚を引き寄せる働きがあります。
この内転筋が衰えると、姿勢制御がしにくくなり、膝がどこにでも行きやすくなり、ヨロヨロとしてしまいます。そうすると、外が膝が外側に開いてきます。
内転筋の衰えチェック
①立っている時指が3本以上開いていると危険信号
②イスに座り、膝を閉じたまま立ち上がないと危険信号
椅子に座り、膝をつけたままで立ち上がります。立ち上がった時、膝が自然と離れてしまうと内転筋が衰えていることになります。また、閉じて立ち上げれても、膝を伸ばしきれてないと軽度の判断です。
筋肉は鍛えると必ず戻ってくるので、鍛えれば大丈夫です。内転筋は沈黙の筋肉と言われ、普段から意識されてない筋肉ですがとっても大切な筋肉です。
内転筋を治すと、O脚は治るだけでなく、お腹ポッコリや尿漏れ改善になります。
ラクラク内転筋トレーニング
元プリマドンア 小山久美さんが教えてくれます。
①つま先を床につけ内ももを意識して横に動かす
体を動かさずまっすぐ、机などにつかまってつま先を床から離さないようにするのがコツ。左右8回づつ
②バレーの5番ポジション、療法の塚前を外に向け、つま先かかとを揃える。内ももでレモンを絞るようなイメージで。
無理に並行にすると股関節や膝を痛めないように。つま先とひざの向きを揃えるのがポイントです。
③さらに慣れてきたら5番のポジションから膝を曲げて伸ばす。常に内転筋を意識してゆっくる伸ばすのがポイント。
釈由美子さんのながら美脚トレーニング
ペットボトルを膝に挟んで、ちょっとした待ち時間や移動時間に力を入れたり、ゆるめたりするトレーニングを続けています。
・さらに、効果的にするために
姿勢を起こして片足を外に開く。つま先を前に向け内ももを意識すると内転筋が伸びます。1回5秒×左右5回。
ペットボトルは500mlの四角いのが使いやすいです。さらに、効果が期待できるのは、お湯を入れたマグカップ。危険度がますので、緊張が保てるそうです。
膝を90℃に曲げ、かかとをつける。太ももの骨の先端の骨の出っ張りのところに挟むのがポイントです。
姿勢は起こして骨盤は立てた状態で、内転筋が収縮するように膝と膝とくっつけるように力を入れる。5秒押す×10回 1日3セット。
ペットボトルではなく、クッションやボールでも代用できます。ペットボトルは、水の量を調整することで負荷を変えることができます。