足がむくんだり、ふくらはぎの血管ボコボコとでてしまう下肢静脈瘤は、下肢の静脈の中にある弁の機能が壊れてしまうことにより起こります。
70歳以上の女性に多く、推定患者数は1000万人と言われています。
この世代に多いのは、ベビーブームや女性の社会進出したことに原因があるのではと言われています。
立ち姿勢の状態で下肢をあまり動かないでいると、心臓に戻る血液がどんどん停滞してしまい、血管内の圧力が高まってしまいます。
その結果、血液の逆流を防ぐ弁に負担がかかり、最後は弁が壊れてしまいます。すると静脈に溜まった血液がボコボコと浮き出た状態になります。これが下肢静脈瘤です。
下肢静脈瘤がおこると血栓ができやすく、エコノミー症候群のように肺梗塞症をおこしたり、呼吸困難や心停止のリスクが高まります。
治療法は、
①血管を引き抜くストリッピング手術
②静脈を小さく固めてしまう硬化療法
③血管を縛る高位結紮法
④血管を閉塞させる血管内レーザー照射法
などがあります。
65歳以上の高齢者世代で下肢静脈瘤が多いのはどうも「座り方」にあるようです。
生活が洋風化し、イスでの生活が長くなったため下肢静脈瘤を増やしていると言われています。
イスに座っていると、タタミに座っているときに比べ重力の影響で下肢に大きな負担がかかります。
下肢静脈瘤にかかったらどうすればいいのか・・番組では、日帰りでできる最新手術 血管を内側から焼き切り塞いでしまう血管内レーザー手術をすすめてました。
松岡きっこさんも下肢静脈瘤に悩み湘南メディカルクリニックグループの新宿血管外科クリニックで手術をしキレイに治したそうです。
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