季節の変わり目、特に夏から秋にかけて体調の異変を感じる人が増えますね。9月から10月にかけては、気温が6度も違うそうです。なぜ、季節の変わり目に体調を崩す人が増えるのでしょうか。

久我山整形外科ペインクリニックの佐々木政幸院長は、『私たちの体は、自律神経と言う神経が体を調節している。』

また、『気温や気圧が急に低くなってきたり、湿度が高くなるなどの条件があると自律神経のバランスが崩れ、体調を崩す。』と言っています。

中でも厄介なのが、膝の痛み、その中でも患者さんの多い「変形性ひざ関節症」は、季節の変わり目に痛くなる典型です。

では、どのような対策をしたらよいのでしょうか?

運動療法で膝の痛み解消

①仰向けに寝ます。
②片足を10センチ~20センチあげて止めておきます
③この状態で5秒間キープします。

これを左右両足とも10回1セット行います。

この運動は、大腿四頭筋を刺激し、ひざの関節が動きやすくなります。

椅子に浅く座り、太ももにタオルをはさみます。
5秒はさむ動きを10回繰り返します。
太ももの前・内側・横が鍛えられます。

このような運動療法は効果がありますが、痛みがあるときは中止し、医師の診察を受けることが鉄則だそうです。