オリンピックが近づき、世界のトップアスリートたちの季節となりました。

彼らの活躍を見ていると、ほんとに惚れ惚れしてしまいますよね。
同じ人間でありながら、まったく違う彼らの身体能力。

それを支えているのが、日々鍛え抜かれた肉体ですが、
私たちとは無関係と思っていた、彼らのトレーニング方法が
血管を再生させ、身体若返らせてくれるそうなんです。
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●骨粗鬆症予防・・・ウェイトリフティング 八木かなえ選手
ウェイトリフティングはジャンプしながら持ち上げています。
ジャンプすると骨がたわみ、新しい骨が生まれ変わる量が多くなり
骨の密度がどんどん高くなります。

【日常生活への応用】毎日骨に刺激を与える
・若い方~高くジャン 10回
・中高年~軽くジャンプ 50回(ラジオ体操第1、第2で50回)
・階段を4階分おりる

●腰痛・膝痛解消・・競泳 北島康介選手
お腹を引っ込めると、水の抵抗を最小限にすることができます。
そして、インナーマッスルの腹横筋が鍛えられます。
それが、天然のコルセットになり腰痛を防止し、
姿勢がよくなることで膝痛を治します。

【日常生活への応用】
1.呼吸を止めずおへそを引っ込める30秒キープ。
2.四つん這いになり、片手と反対側の足を同時に水平に伸ばす。

●スタミナ力のアップ・・女子サッカー 澤穂希選手
ゆっくりしたジョギングは、筋肉の中の毛細血管を増やします。
毛細血管があると、疲れるとでる乳酸をエネルギ-に変えることができます。
さらに糖や脂肪を効率よく消費でき、血糖値も下がります。

【日常生活への応用】
・1日30分 ゆっくりのニコニコジョギングをする。
 ※小分けにしてトレーニングしてももOK。

●応急処理・・女子ホッケー 藤尾香織選手
怪我の絶えない彼女たちに欠かせないのは氷。 
アイシングは、ねんざ、肉離れ、寝違えにも効果があります。

【日常生活への応用】
1.すべての炎症の時には、いち早く冷す。
2.足の疲れにも冷やす
氷水が最も早く炎症を取ることができるそうです。

●その他のユニークなトレーニング
肺活量をあげる(シンクロ)・・ペットボトルを吸い込む
・バランス感覚(スキージャンプ)・・玉乗りでバランス力を養う
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手軽にできる、簡単オリンピックトレーニング
ぜひ覚えておきたですね。