ビールにこんな働きがあるなんて、ビール好きにとったら、最高のニュースが飛び込んできましたね。

徳島大の寺尾純二教授(食品機能学)らが、ビールの原材料のホップに含まれるフラボノイド化合物が入った餌を与えたマウスは、筋肉量が落ないと言う研究結果を発表しました。

フラボノイド化合物が入った餌を与えないマウスは、与えられたマウスより筋肉量が1割程度落ちたそうです。

このフラボノイド化合物はビールの製造過程やビールを飲んだ人の腸内で生成されます。しかし、ビールだけで効果を得ようとすると、毎日約80〜2万リットル飲む必要があり、これは不可能です。違う意味で病気になってしまいますよね。

寺尾純二教授は、少量でもビールを習慣的に飲むことで、筋力や筋量の低下の抑制につながる可能性があるのでは?と言っています。

今までビールを飲むことに後ろめたさを感じていた人は、これで大義名分ができたのではないでしょうか。大手を振ってビールが飲めますね。

このフラボノイド化合物研究が進み、食品や薬の開発につながれば筋肉の萎縮の病気などの回復に大いに期待できますね。