現在、腰痛に悩まされている人は、2800万人と言われ、国民的な課題になっています。その上、腰痛の85%は原因不明と言われていますから、治らなくて辛い思いをしている人が相当いるのではないでしょうか。

腰痛には、大きく3つの痛みがあるそうです。

腰痛の3つの痛み

●神経障害性の痛み
椎間板ヘルニアのように神経にヘルニアがあたると、痛みが発生します。

●関節障害型の痛み
関節が破損したり、脱臼すると起こる痛みです。麻酔やブロックでは、痛みは治まらず、関節を元の状態に戻すことで痛みがなくなります。

●心因性の痛み
ストレスなどで脳が誤差動を起こし、架空の痛みを感じることです。

腰痛の原因は仙腸関節の遊びがなくなるため

このように腰の痛みには、色々なパターンがありますが、全国から腰痛の患者さんが来院するスゴ腕の先生がいます。それは、東京豊島区にある望クリニックの住田憲是先生です。

先生が実践する治療法は、AKA-博田法とよばれ、35年前に博田節夫先生が開発した治療法だそうです。

博田節夫先生は、腰痛の原因は、仙腸関節の遊びがなくなることで起こることに注目しました。

何らかの原因で関節の動きが悪くなると、関節の遊びがなくなり痛みが発生すると言います。

この遊びを作り、関節の動きをスムーズにすることで痛みが取れると言うのが、AKA-博田法です。

AKA博田法 仙腸関節

整形外科の世界では、腰痛の3大原因は、椎間板ヘルニア、脊椎管狭窄症、腰痛すべり症と言われてきました。しかし、先生は、多くの腰痛の原因は、仙腸関節にあるといいます。

仙腸関節とは、体の骨盤の真ん中にある関節で、2ミリ程度わずかに動くことで骨や筋肉にかかる衝撃を吸収しています。

この仙腸関節は、転んだり、疲れが溜まるとねじれて動かなくなることがあると言います。

腰痛の発生メカニズムは、この仙腸関節に機能障害が発生し、その結果、筋肉が異常収縮し、痛みやしびれが発生しています。

先生は、この仙腸関節の機能をミリ単位で動かし、正常に動くようにすることで、手術することなく腰痛を解消します。

AKA博田法で仙腸関節を調整

AKA博田法は、仙腸関節の隙間を手で広げたり、関節面を滑らかにすることで、動かなくなっていた関節が動き、痛みが取れる治療法です。

この治療は、5分から10分程度で終わり、施術中の痛みはないそうです。仙腸関節の動きが良くなったことを確認して終了。患者さんは、そぐにその効果を実感するそうです。

ぎっくり腰も数日で治るといいますから、腰痛に悩んでいる人は、AKA-博田法を試してみたいですよね。

スタジオに住田先生が訪れ、土田さんの腰を調整したところ、わずか数分で、下半身の動きが劇的に変わっていました。

だたし、AKA-博田法は、非常に難しい技術を要するので、どこの治療院でも行っているわけではなくAKA博田法を施術できるのは現在のところ全国で40人程です。

腰痛の手術を検討している人は、ぜひ一度AKA-博田法を試してみてくださいとのことでした。