脳内の神経伝達物質ドーパミン。快感や意欲、運動、ホルモンの調整などの役割を担う脳内ホルモンの一つです。

褒められたり、喜んだり、感動すると脳の中でドーパミンが分泌され人は快楽を得ることができます。そして、その快感を得るために、またやりたいという行動意欲を引き起こします。

つまり、ドーパミンは、人の行動の動機付けとなっているんですね。人生をうまく生きていくには、ドーパミンをうまく利用することが大切だと言います。

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と言っても、どうすればいいのかわかりませんよね。そこで、快楽物質ドーパミンの上手な出し方を、中野信子先生が「世界一受けたい授業」で教えてくれました。

ドーパミンは、美しくなる脳内物質とも言われていてダイエット効果もあるそうです。

快楽を得ながら、キレイになってダイエット効果もあるっていうのは、女性にとって最高ですよね。ドーパミンの出し方、しっかりチェックですね。

番組で紹介していたドーパミンの上手な出し方

ドーパミンは、人間に快楽をもたらす脳内物質で、ダイエット、勉強、仕事、スポーツ、恋愛などあらゆる行動に関わっています。

ドーパミンのでるとき

好きな物を食べた時、お手伝いをして褒められた時、人に話しをして爆笑を生んだとき、計画を立てているとき、期待してワクワクしているとき。

意外なものとして、説教をしている時というにもあります。本人はいいですけど、されている方は、脳を萎縮させるコルチゾールという物質がでているそうです。

ドーパミンは男女で出るきっかけが違います。男性の場合は、自慢話をするとき、自分をすごいと誇示するとき、苦労自慢をするときなどにでます。

女性の場合には、自分の話しに共感してもらったときや、苦労を褒めてあげたときにでるそうです。会話を断ち切られると、逆に多大なストレスを得るそうです。これは、よく解りますよね。

また、女性は恋をしてドーパミンを出すとキレイになるそうです。ドーパミンが出ると、血行がよくなり、新陳代謝をアップします。その結果、肌や髪がキレイになっていくそうです。また、瞳孔が拡がり目がパッチリするそうですよ。

さらに、ドーパミンは食欲を抑えるため、ダイエット効果があります。好きなことに夢中になっていると空腹を忘れるのは、このためだそうです。反対にストレスは、より高い高カロリーを求めるため、肥満になりやすくなります。

ドーパミンの出やすさチェック

①「テンションが高いわね」とよく言われる
②どんなに並んでもジェットコースターに乗りたい
③知らない街を歩くのが好き
④他人が自分より目立っていると悔しい
⑤ちょっと優しくされると「自分に気があるかも」とよく勘違いする
⑥パソコンや家電をよく買い換える

5つ以上チェックのある人は、かなりドーパミンの出やすい人です。仕事もできますが浮気もしやすいそうです。少ない人はモチベーションを上げるのに、時間がかかります。

ドーパミンを意識的に出す方法

ドーパミンを上手にだすには、脳をだますことです。例えば、大きな目標を紙に書いて壁にはる、それを声を出して毎日読むなど、五感をフルに使って脳を騙します。

そうすると脳は、それを信じこみ、目標達成をするのが気持ちいいと感じるようになります。

また、達成しやすい目標をたて、それを毎日確実に実行していくといいそうです。そうすることで、達成する度にドーパミンがでて、積極的な行動ができるようになるそうです。

西川きよし師匠の「小さなことからコツコツと」っていう言葉は、ドーパミン放出の真髄だったんですね。(^^)