テレビ朝日「林修の今でしょ!講座」で、アルツハイマー型認知症の新薬について紹介していました。

アルツハイマーが起こる理由は、アミロイドβと呼ばれるタンパク質が、記憶にかかわる脳の神経細胞を攻撃して壊してしまうことが原因とされています。

現在開発中の新薬は、アルツハイマー型認知症の治療効果が期待できる配合を発見しました。アルツハイマーは、6段階のステップを約20年かけて、進行すると考えられています。

アルツハイマー型認知症の進行(約20年かけて進行)

STEP1 アミロイドβで老人斑蓄積
STEP2 シナプス機能低下
STEP3 神経原線維変化
STEP4 脳萎縮
STEP5 認知障害
STEP6 諸症状

新薬では、アミロイドβが何らかの理由で固まって老人斑になる前段階で叩くことを想定しているそうです。

現在、脳の中に溜まっているアミロイドβが検出できる段階にきています。検出法は、アルツハイマー病の発症前に血液判定という方法により、できそうだとの事です。

10年、20年より、もう少し早い段階での実現を目指しているそうですが、私たちにとっては、10年単位の勝負ですので、一刻も早く開発して欲しいですね。