今、目の治療法が格段に進歩しているそうです。誰もがなる老眼も、わずか数分で治してしてしまうというから驚きです。

さらに、白内障もたったの5分。ドライアイと思っていたら白目がたるんで目の外にでてきてしまう結膜弛緩症と呼ばれる怖い病気など、最新眼科治療に関する情報です。

老眼、白内障、ドライアイの最新治療

老眼をたった5分で治してしまう治療法、その手術法を実践しているのが、東京都港区 南青山クリニック 戸田郁子先生。

治療法は、水晶体の前にある角膜のカーブをレーザーで変えてしまうことにより、遠くも近くも見えるようになるそうです。

その手術法はモノービジョンレーシックといい片目のピントを近くに合わせることにより、遠近両方を見られるようにするレーシック手術です。

最新のエキシマレーザーを使うので感染症のリスクも少なく治りも早いそうです。

白内障最新手術 超音波水晶体乳化吸引装置

現在では、白内障の手術法も進んでいます。これは、超音波手術によるもので、縫合もないため、回復が早く目に負担が少ないそうです。その上、高い手術効果を期待できます。

以前は20分ほどかかっていた手術が、たった5分で終了します。入院の必要もなく、日帰り手術が可能です。

番組で紹介されたのは、神奈川県横浜市 稲村眼科クリニック 執刀するのは、医学博士 稲村幹夫医院長。

驚くことに、最新眼科治療では、白内障を治すだけでなく、近眼も老眼も治すので、メガネの要らない生活になると言います。

これは、目に入れるレンズが、多焦点眼内レンズだからです。多焦点眼内レンズを装着すると、焦点が遠くと近くに2か所作られます。

今までは、単焦点眼内レンズと言って焦点を近くに置くか遠くに置くかどちらか1つだったのですが、このレンズは、どちらにも焦点を置けるので、老眼も近眼も解消できるというものです。

度数は、数パターンあり、生活スタイルに合わせて度数を調節します。以前老眼の手術をしたことがある人でも、若干ピント合わせが難しくなりますが、この再手術も可能と言うことです。

手術費用ですが、多焦点眼内レンズは、保険適用外。片目で約38万円。単焦点眼内レンズは、保険適用で、片目3万~4万円、と多焦点眼内レンズは、まだまだ負担が大きいです。

また、多焦点レンズは、光を二つに分けてしまうので、手元の細かい作業をする人は、目が疲れやすくなるそうです。見やすさのシャープ感も若干悪くなるそうです。

長距離運転をする人も注意が必要です。このように、誰にでも合うわけではないので、医師とよく相談の上、決めることが大切です。

最近の物を見る考え方ですが、以前は、右目と左目の視力の差が大きいのは良くないとされてきましたが、最近では、使い分けると言う考え方が主流の様です。

ガチャ目でも、遠くを見るときは右目、近くを見るときは左目などと使い分けるうちに、脳が慣れてくるようです。