片頭痛や緊張型頭痛に悩まされている方は多いですよね。
私のまわりにも、いつも鎮痛剤を持ち歩いている方がいっぱいいます。

頭痛には、片頭痛、緊張型頭痛、群発頭痛などの一次性頭痛と
脳腫瘍、髄膜炎、脳出血などの二次性頭痛があります。

一般的に、頭痛もちと言われる人は、一次性頭痛に属し、
鎮痛剤で抑えることで対処している方が多いようです。

頭痛薬を飲む

緊張型頭痛と片頭痛には、それぞれの特徴がありますので、
まずは特徴を知って、自分の頭痛のタイプを把握することが
大切です。

緊張型頭痛
頭を締め付けられる痛み
パソコン作業など前かがみの同じ姿勢が続くと痛む
頭痛の始まりがはっきりとわからない
体を動かしたり、入浴したり、血行が良くなると痛みが取れる
温めると痛みが楽になる

片頭痛
脈拍に合わせてドクンドクンと痛む
体を動かすと痛みがひどくなる
吐き気があり、実際に吐いてしまうことがある
音や光に過敏になり、その後頭痛が始まることがある
定期的に痛みに襲われる

自分の頭痛がどのタイプか分かったら、それに合った対処をします。

片頭痛には、摂りすぎに注意する食品や積極的に摂りたい食品が
あるようです。

片頭痛に摂りすぎてはいけない食品は、赤ワイン、チョコレート、
オリーブオイルなどのポリフェノールを多く含んだ食品や、
チーズなどのチラミンを含む食品です。

また、積極的に摂りたい食品は、ビタミンB2が多く含まれる
レバー、うなぎ。マグネシウムが多く含まれる、ひじき、昆布、
わかめなどの海藻です。

緊張型頭痛には、ツボ押しや、ストレッチが効果があるようです。
首にある「天注」「風池」のツボに親指をあて、両手で頭を包みます。
ツボを押しながら、頭を後ろにゆっくり倒します。また、窓を拭くように
腕を上下に動かすストレッチも効果があるようです。

また、命に係わる頭痛もありますので、いつもと違うひどい痛みを
感じたら、自己判断せずに、脳神経外科や神経内科に一刻も早く
受診することが大切です。