高齢になると、だれにでも起こるドライマウスやドライアイ。
ドライマウスになると、唾液が減ってしまうため
食べ物が飲み込みづらくなったり、口の中の細菌が増えたり、
口臭や虫歯が発生したりと、その症状はとってもつらいものです。
また、ドライアイも、眼球の表面が乾燥し傷や障害がおき
眼不快感や視力低下へと進んでしまう怖い病気です。
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東京理科大の辻孝教授のグループは、マウスで唾液腺や
涙腺を再生することに成功したそうです。
マウスから取り出した唾液腺や涙腺の幹細胞を試験管の培養し、
唾液をだす顎下腺や、涙をだすハーダー腺をつくりだし、
実際、唾液と涙が再生されたそうです。
この研究は、2012年6月12日の日本再生医療学会で発表されます。
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これまでの治療法は、人口の唾液や涙を補充することしかなかったのですが、
この再生医療が実現されると、根本的な治療も可能になるとか・・
ドライマウスやドライアイは、高齢化になると深刻な病気です。
次々とでてくる再生医療の道、実現されるまであと10年程でしょうか?
それまで健康維持して頑張りましょう!