口内炎は辛いですよね~。私は、口内炎になりやすい体質なのか、食事のとき噛んでしまったり歯ブラシで傷つけてしまうと、その後口内炎になってしまいます。
早めに薬を塗ると早めに治るような気もしますが、赤くなって白くなって、完治するまで1週間。その間の食事は辛いですね。塩辛いものや熱いものを食べるのは飛び上るほどの激痛が伴います。
舌裏の奥に口内炎ができると、しゃべるのも辛いときがあります。一度、受診した時原因を聞きましたが、はっきりしたことは分からないと言われました。
そんな辛い口内炎ですが、口内炎に効果がある食べ物があります。口内炎は粘膜にできますので、粘膜の強化は予防にもなりますね。粘膜を強くするのは、ビタミンBです。
ビタミンBを多く含む食品は、うなぎ、いわしやサバなどの青魚、豚肉などです。
また、睡眠不足で疲れていると口内炎が治りにくいような感じがします。しっかり眠ることも大切ですね。
舌の状態で、胃腸や肝臓の状態がわかる分かります。舌の厚さや色、形などのほか、舌のどの部分に変化があるかで、どの臓器が悪いのかもわかります。
駆け込みドクターでは、口内炎をはじめ、口臭、ドライマウスをはじめ、正しい歯ブラシのやり方、口の体操を紹介しました。口のトラブルでお悩みの方は、ぜひ実践してみてくださいね。
口内炎の予防と口の体操
口の中の細菌
歯磨きが雑な人は、いくら一生懸命磨いても歯と歯茎の間に歯垢がたまり、口の中の菌が大量に繁殖してしまいます。
磨くときは、歯ブラシを鉛筆を持つように軽く持ち、歯と歯茎の境目に軽く当てて、細かいストロークで優しく磨きます。
口臭
・ニンニクを食べた後牛乳を飲んでも臭いは消えない
・カフェインを多く含む飲み物(コーヒー、紅茶、緑茶など)を飲み過ぎると水分量が減りドライマウスになりやすくなり口臭の素になる
ドライマウス
現在ドライマウスの患者さんは、800万人程いると言われています。唾液には、抗菌作用、食物の消化、粘膜の保護、成長の促進、口の中の洗浄などの役割があります。
唾液は噛むことで分泌を促進されますが、噛むことが少なくなると、噛む力が衰えて唾液が少なくなります。
ドライマウスの原因
・噛む回数の減少
・ストレスを感じると唾液の分泌はピタッと止まる
ドライマウスで唾液の分泌が少ない人は、「人口唾液スプレー」があります。病院で処方してくれます。
また、唾液には、「老化防止」「がん予防」「認知予防」の働きがあります。
唾液の効果
①老化防止
成長ホルモンの一種、パロチンに老化防止作業がある
②がん予防
がんを発生させる活性酸素を減少させる機能がある
③認知症予防
よく噛むことで唾液の分泌を増えるとアゴからの刺激で脳を活性化
唾液がよく出る「健口体操」
「むすんでひらいて」の歌とともに体操を行います。
むすんで(口を結ぶ)
ひらいて(口を大きく開く)
ベロを出して(舌を思い切り出す)
むすんで(口を結ぶ)
またひらいて(口を大きく開く)
ベロを出して(舌を思い切り出す)
そのベロを鼻に(出した舌を鼻の頭につける)
ベロを左に(舌を左に出す)
ベロを右に(舌を右に出す)
ベロをぐるぐる回します(舌を上下左右ぐるぐる回す)
舌癌
長引く口内炎は、舌癌の可能性もあります。舌癌の原因は、噛み合わせが悪く慢性的に舌を傷つけていたりアルコールを毎日飲む、激辛料理を頻繁に食べるなどがあります。
舌がんは、舌の横から後ろにかけて発症しやすいと言います。
舌癌チェック
①2~3週間治らない
②患部がグチュグチュ
③しこりがある
口内炎
口内炎は、ビタミン不足から発症することもありますので、ビタミン不足にならないように注意することです。
また、口内炎にはハチミツを塗ると効果的と言われています。ハチミツには、炎症を鎮め、痛みを抑える効果があります。
舌の色で分かる病気
・舌の色が黄色→ 胃の消化吸収不良や慢性胃炎
・亀裂がある→ ストレス過多、消化管が弱っている、貧血気味
・舌の周りがガタガタ→ 水分の代謝が悪く舌がむくむ、胃腸が弱っている
・舌が腫れぼったい→ ストレスに弱い、消化管が弱っている
・舌がまだら模様→ 自律神経が弱っている
時々、自分の舌を鏡で見て、チェックすると良いですね。