太っている人の一番の天敵は、間食や夜食とも言われています。
何かを食べたい衝動を抑えるのは、大変ですよね。

特に、夕食後ちょっとすると何か食べたくなったり、
お腹がすいて眠れないとなると夜食が食べたくなるのもうなずけます。

夜食や間食を我慢するのは、ダイエットの王道ですが、
食べたい気持ちをいつもいつも抑えていると、それがストレスとなり
かえって太ってしまう例もあるようです。

ならいっそのこと、太りにくくて満足度のいく間食と夜食のレシピと
食べ方のコツをマスターして、食べたい気持ちを満たしてあげるのも
アリです。

NHKきれいの魔法では、料理研究家で管理栄養士の藤井恵さんが
太らないのにおいしい満足度の高いスイーツのレシピを紹介して
くれます。

ポイントは、食材選びと、調理の工夫、
間食と夜食で食べる内容を変えること、だそうです。

藤井恵さんの紹介する低カロリーのパウンドケーキやシャーベット、
韓国の栄養ドリンクをアレンジした豆乳ドリンクなどがおススメです。

さつまいもとわかめのパウンドケーキ

材料:
全粒粉 カップ1/2
薄力粉 カップ1/2
ベーキングパウダー 大さじ1/2
塩 一つまみ
さつまいも 100グラム
カットわかめ(乾燥) 5g
サラダ油 大さじ 1と1/2
調整豆乳 大さじ 1と1/2
メープルシロップ 大さじ3
りんごジュース(果汁100%) 大さじ4
バニラエッセンス 少々

作り方:
ボールに、全粒粉、薄力粉、ベーキングパウダー、塩を入れて
泡だて器でしっかりと混ぜます。(粉をふるう必要はありません)

続いて、カットわかめを水に戻し、水けをきります。
さつまいもを水から柔らかくなるんでゆでて、フォークで
潰します。

そこに、サラダ油、豆乳、メイプルシロップ、りんごジュース、
バニラエッセンスを加えて泡だて器を使って良く混ぜます。

これを、先ほどの粉を混ぜた物と一緒に粉っぽさがなくなるまでさらに
混ぜます。粉っぽさがなくなったら、わかめを入れて、
ゴムべらでさらに混ぜます。

オーブンペーパーを敷いたパウンドケーキの型に生地を
入れます。このとき、空気を抜くために、3回ほど型をテーブルに
落とします。

熱したガスオーブンなら180度、電気オーブンなら190度で
20分から25分焼きます。

竹串を指して、粉がついて来なければ、出来上がりです。

ごぼうとくるみのココアパウンドケーキ

材料:
全粒粉 カップ1/2
薄力粉 カップ1/2
ベーキングパウダー 大さじ1/2
塩 一つまみ
くるみ カップ1/4

くるみは、180度のオーブンで5分ローストするか
フライパンで香りが立つまで乾煎りします。くるみを
細かく砕き、上記の粉とよく混ぜ合わせます。

その他の材料:
ココアパウダー 大さじ1
ゴボウ 60g
サラダ油 大さじ2
調整豆乳 大さじ2
はちみつ 大さじ3
りんごジュース(果汁100%) 大さじ4
バニラエッセンス 少々

ゴボウは、小さなサイコロになるよう賽の目に切ります。
水にさらし柔らかくなるまで7分ほどゆでます。

ボールに、サラダ油、はちみつ、りんごジュース、ココアパウダー
バニラエッセンスを混ぜ合わせ、全体が均一に混ざったら
先ほど準備した粉(くるみ入り)と良く混ぜ合わせます。

粉っぽさがなくなるまで混ぜたら、ごぼうを大さじ1/2ほど飾り用に
残して、混ぜます。混ざったら、パウンドケーキの型に流しいれ
飾り用に残しておいたゴボウとくるみをトッピングします。

後は、さつまいもとわかめのパウンドケーキと同じように焼けば
出来上がりです。

マンゴーシャーベット

材料:
マンゴー 2個
はちみつ 大さじ2
レモン汁 大さじ2

作り方:
マンゴとはちみつとレモン汁を混ぜてミキサーで良く混ぜます。
バットに流しいれ、冷蔵庫で冷やします。

・禅食風パウダーの豆乳ドリンク
(韓国の栄養ドリンクに豆乳を混ぜたもの)

◆太らない夜食のレシピ

・しらたき寒天とみそソース
・押し麦のリゾット風

太りにくい夜食のコツは、低糖質とカロリーを抑えること。
噛み応えのあるものを選ぶのもポイントだそうです。