肥満は、糖尿病、高血圧、睡眠時無呼吸症候群、さらに、うつなどあらゆる病気の元凶になっています。

四谷メディカルキューブの笠間和典先生は、痩せたくても痩せれない病的肥満を手術によって解消させ、肥満から発症する病気を治す、日本唯一の減量外科専門医です。

減量手術は、小錦さんが行ったように、海外では行われていますが国内で手術できる医師はほとんどないのが現状です。

笠間先生は、国内の減量手術の80%を手がける日本の減量手術のパイオニアなのです。

先生は、減量のための胃バイパス手術や胃切除術などを腹腔鏡下手術で行います。

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腹腔鏡下手術は、傷が小さく患者の痛みが少ない、 回復が早いなど多くのメリットがありますが、 技術的には大変難しい手術になります。

先生は、腹腔鏡下で食事摂取量を制限する手術と消化吸収を少なくさせる手術を 同時に行い、栄養障害等のリスクを軽減すしながら効率的な減量を実現します。

なんと、その手術により1年で超過した体重の70~80%を減量することができるそうです。

その結果、生活習慣病に劇的な改善が見られ、患者の生き方そのものを大きく変化させることができます。

笠間医師が行うのは、腹腔鏡下で行う、自ら考案したスリーブ・バイパス術です。

スリーブ・バイパス術とは、胃を100ccほど残して切り離し、十二指腸と小腸を切断。小腸を胃につなぎ直し、その途中に十二指腸側をつなぎ、最後に切り取った胃を取り出すと言うもの。

胃が小さくなると同時に、消化吸収を行う小腸が短くなるため、減量の効果があると言います。

笠間医師が使用するのは、ステープラーと言う器具。ステープラーには、刃と針がついているので、胃を切り取った瞬間に針で傷口を閉じ、出血を最小限に抑えることができるそうです。

笠間医師は、もっと完璧に近づける手術ができるのではないかと、いまだに手術のビデオを必ず見て、手術の腕を磨きます。

このような笠間医師のおかげで、手術に臨んだ患者さんは、手術後たった1ヶ月で、体重は20キロ減り、ウエストは20センチ細くなっていました。

糖尿病のインスリン注射も必要なくなり、肝脂肪も、睡眠時無呼吸症候群も改善しました。

胃バイパス手術や胃切除手術は、病的な重度の肥満の方の命をつなぐ「減量手術」ですね。