今回、林先生が驚く初耳学では、「ダイエット」の話題がありました。

誰でも簡単に効果のあるダイエットがあれば良いのですが、なかなか上手くいかないのがまたダイエットの面白いところでもあります。

そんな中、知っている人は知っているのでしょうが、今まであまり耳にしたことのない情報がありました。

デブに言ってはいけない言葉

●デブにデブと言うと2キロ太る

18歳から21歳の体型に何らかの不満を持っている女性に対して行った調査によると、「太っているね」とか「ダイエットすれば」などの批判の言葉を言われた人は、平均で2キロも太っていたと言うことです。

その逆に、「今のままでいいのでは」など肯定的な言葉を言われた人が平均で0.5キロ減ったと言う報告があります。

デブの人にデブは禁句なんですね。なぜかと言うと、太っていることを改めて確認させられると、恥ずかしさからトレーニングをしなくなったり、ストレスからやる気が失せたりするからだと言います。

●白米にココナッツオイルを入れて炊くとカロリーが半分になる

これは、朗報ですね。ココナッツオイルは認知症予防に効果があり、美容にも優れたオイルとして注目されています。そのココナッツオイルを取りながら、ご飯のカロリーを減らせるなんて一石二鳥です。

炊き方は、とても簡単。1/2カップのお米に対してお湯で溶いた小さじ1杯分のココナッツオイルを加えるだけ。強火で20分、弱火なら40分炊きます。

コツは、一度冷蔵庫で冷やすことです。炊きあがったご飯を冷蔵庫で12時間寝かせ、食べるときに再加熱します。

なぜ、カロリーが半分になるかと言うとココナッツオイルを入れることで、消化されにくいご飯になると言うことです。

ここからは、林先生が驚く初耳学の詳しい内容になります

言われるだけで2キロ太る

東京理科大学の篠原菊紀教授によると、「最近太ったね」などと自分を受け入れてもらえないメッセージが強い言葉を言われると返って太ってしまうと言う物です。

カナダのウォータールー大学が、18歳から21歳の女性100人を対象に8か月間行った研究によると、ネガティブな言葉を言われた女性は、平均で2kg増量し、ポジティブな言葉を言われた人は、現状維持か少し減少したそうです。

教授によると、人は、ネガティブな言葉を言われると脳や体からコルチゾールと言う物質の分泌が増します。

コルチゾールは、体の危機に備え、脂肪を蓄えようとする成分です。

ストレスで大量のコルチゾールが分泌されると、太りやすい体質に変化してしまいます。

ココナッツオイルで白米のカロリーを半分にできる

①白米の重さに対して3%のココナッツオイルを入れて米を炊く

②炊きあがった米を12時間冷蔵庫で冷やす

これで、摂取カロリーを50%抑えることができます。

お米は体内で吸収されやすい「でんぷん」と吸収されにくい「でんぷん」で構成されています。

ココナッツオイルを入れて炊くと、吸収されやすかったでんぷんが吸収されにくいでんぷんに変化することで、栄養として吸収されにくくなると言うことです。

炊飯器でもOKですので、これなら簡単にできますね。