今や日本は、3組に1組は離婚するという時代です。

一生涯の愛を誓いあい結婚したはずなのに、その誓いの1/3は破綻していることになります。

夫婦ケンカ

新婚旅行から帰ってきたらすぐに離婚する「成田離婚」なんていう言葉も、ちょっと前に流行りましたよね。

海外旅行という非日常の環境の中で、2人の素の人格が見えて「こんな人だと思わなかった!」と、帰国後早々に離婚するというものです。

金銭、異性、浮気、嫉妬、ギャンブル、暴力、DV、すれ違い、相性など、離婚理由は、いろいろあります。

一方で、いくつになってもラブラブで仲良く過ごされている夫婦もいます。

ラブラブ夫婦とケンカ離婚夫婦、この差って本当に何なのでしょうか・・。

データ解析すればわかるかもしれない離婚する夫婦

夫婦の問題は他人には分からないと言われますが、ビッグデータ的に解析すればわかるような気がします。

解析結果をまとめ「うまくうかない夫婦チェックリスト」みたいなものをつくり、結婚前の最終チェックに利用すれば、離婚率は減るかもしれません。

という意図かどうかわかりませんが、8月15日放送、TBSの「この差って何ですか?」では、離婚する夫婦と離婚しない夫婦の差を徹底調査。

離婚した夫婦&円満夫婦合計2000組にアンケートを実施し、うまくいく夫婦といかない夫婦の決定的な差を探りました。

その調査で明らかになった差とは、何なのでしょうか。

性格は生まれ順で決まってくる

結婚生活がうまくいくかどうかに関係しているのは、「生まれ順の組み合わせ」のようです。

生まれ順とは、文字通りの生まれた順番のことで、次の4パターンがあります。

長子:男女を問わず一番最初に生まれた人と長子といいます。

中間子:上と下に兄弟がいる人をいいます。

末っ子:上に兄弟がいて一番下にいる人をいいます。

一人っ子:兄弟のいない人をいいます。

長男や長女というのは関係ありません。

生まれてくる順番である程度人の性格が決まっており、その組み合わせが結婚生活に大きな影響を与えているようです。

結婚して相性のいいケース

結婚してうまくいくケースは、生まれ順が同じ夫婦の組み合わせです。

結婚20年以上の仲の良い夫婦1000組に聞いたいところ、1000組中508組が同じ生まれ順の組合わせでした。

・長子×長子
・末っ子×末っ子
・中間子×中間子
・一人っ子×一人っ子

理由は、考え方や判断基準が似ているため、あまり喧嘩にならないからだそうです。

自分のないものに惹かれ合う恋愛と違って、共同生活となる結婚は、同じ判断ができないと物事を決めるときにいつも言い争いになってしまいます。

同じ生まれ順同士なら、考えていることや価値観が近いため喧嘩することも少なくなります。

好き嫌いという感情より、同じ生まれ順同士のほうが相性がよく結婚はうまくいくようです。

結婚して相性の悪いケース

相性の悪い生まれ順の組み合わせは以下の通りです。

第3位 末っ子×一人っ子 184/1000組

末っ子は、いつも誰かが何とかしてくれると思って生きています。つまり他人まかせの性格です。

一人っ子は、誰かに面倒を見て欲しいという性格。

末っ子と一人っ子の組み合わせは、責任感や面倒見に欠ける者同士の結婚となり、うまくいきません。

第2位 長子×中間子 189/1000組

長子は物事を自分で決めたがる性格、中間子は優柔不断な性格。

なかなか判断しない中間子に対し、長子がイライラしてしまい喧嘩になってしまいます。

第1位 長子×末っ子 253/1000組

長子は、何事でも計画を立てて進めようとします。しかし、末っ子は他人任せで計画を立てない性格です。

この性格の違いが、何事かを決める時にでてきてしまい、ぶつかってしまいます。

例えば、子供の幼稚園を決めるのに、長子は子供の将来を考えエスカレーター式の幼稚園に入れきちっと育てようとしますが、末っ子は近くの幼稚園でいいじゃない となります。

そうなると「そういう意識の低いことじゃダメなんだ!」と、長子が怒ることになってしまいます。

実際、友人などをみていると、「生まれ順の組み合わせ」は、確かにあるような気がします。

改善策として、生まれ順とはそういうものなんだと理解することだと言いますが・・。わかっていても、夫婦となるとなかなか難しいんですよね。

自分や友人のケースで、一度チェックすると面白いかも。