高齢者が歩けなくなるのは、ひざや股関節の痛みによるものが多いですよね。
私の母も、膝が痛くなってだんだん歩かなくなり、最後にはベット生活になってしまいました。
高齢者は歩けなくなると、体力も気力も一気に落ちてしまいますよね。生涯元気で生活するためには、足腰の鍛錬が絶対条件となります。
90代になっても、元気にさとうきび畑で働いている沖縄のおばあーを見ると、本当に足腰がしっかりしていますよね。
歩けなくなる理由は、膝や股関節の痛みですが、根本的な原因は、足腰の筋力の低下によるものです。
紹介されるシニア向けの運動術は、膝や股関節の動きをスムーズにし、下半身の筋力を強化することで、姿勢を正す運動のようです。
姿勢がよくなると、体全体の筋力も高まり、膝への負担も減るそうです。つまり、足腰の筋肉を強化すると、すべてがいいサイクルへ動きだすということ。
シニアの今から、しっかり足腰を強化しておけば、生涯元気で楽しい生活が待ってます。頑張りましょう。
東京品川区が実施している運動教室は、高齢者が気軽に運動を始められるよう近所にある公園で、月に2回無料で実施しています。
使うのは、公園の遊具。この遊具は、健康遊具としてシニアのために開発されたものだそうです。
この運動で、ストレッチや日常生活に必要な筋肉を鍛えます。参加者は、みんなで集まってできるのが楽しいと語ります。
大手スポーツジムでは、普段意識しないけど日常生活に重要な筋肉を鍛える、シニア専用のプログラムを開発しています。
例えば、つま先を持ち上げる運動。一見地味ですが、転ばないためには重要だと言います。
若い人は、つま先がキレイに上がるのですが筋肉が衰えるとつま先があがらず、ちょっとした段差につまづき骨折してしまいます。
それを予防するため、つま先あげ運動を20回と、つま先を意識したウォーキングを繰り返し約1時間かけて10種類の運動をするそうです。
つま先上げは、家庭の椅子に座って、1日に10回でもやると確実に効果がでるそうですよ。