転倒事故で死亡する人は、年間7000人でなんと交通事故死より多いそうです。
ちょっとした段差でつまずくのは、私たちの年代になるとしょうがないものと思ってました。
転倒して、頭をぶつけて脳内出血をおこしたり高齢者が転んで、寝たきりになったという話はよく聞きますよね。
でも7000人が死亡しているという事実はちょっと衝撃的ですよね。
つまずくようになって、まず考えるのが運動不足と、歳のせいかな・・ですが、ためしてガッテンチームは、そうではないと言い切ります。
ガッテンチームによると、歩くときの「ある動き」と女性に多い「ある体質」が原因で脳の活性化で防ぐことができるそうです。
転倒を防ぐ40代からの歩き方と脳活体操
転倒を防ぐには、
①足が上がる筋トレをする
②バランス力を鍛える
③骨を丈夫にする
④家の中をバリアフリーにする
と言われますが、実際転んだ人の話では、なぜ転んだか分からないという声が聞かれます。
その理由を探ってみると、第一は「バランス感覚」バランス力は、足の裏にあるメカノレセプターと呼ばれるセンサーの感度で決まります。
メカノレセプターは、冷えると感度が落ち温めると感度が上がることがわかってきました。
つまり、冷えた足だとセンサー感度が落ち脳への信号が十分に送れなくなり、転びやすくなるそうです。
もう一つの理由は、「脳の判断ミス」。メカノレセプターは全身の筋肉の中にあり、関節、筋肉、角度などすべての運動機能に関わっています。
そのメカノレセプターが、加齢とともに能力が落ちてしまい、段差を越えるために足への指示も正確に行えなくなります。
つまり、転倒を防ぐには、足の冷えを防ぐことメカノレセプターと脳を同時に鍛えることにあるそうです。
そこでガッテン流の転倒防止体操を紹介してました。
足を温めながらセンサーと脳を鍛える方法
●暗唱足踏み運動
①椅子に座り、5秒間できるだけ早く足踏みをする
②その間に、テーマを決めて問題を出し合い答える
③その5秒間を1日5~10回、毎日続けると、
3~6か月で効果があります。
●ガッテン流イナバウアー体操
①背もたれのあるイスや丸めた布団に寄りかかる
②息を吸いながら、大きく背中を反らす
③息を吐きながら姿勢を戻します。
④その動きに合わせ、つま先を上下する
転倒は、思いがけない大きな事故につながります。転倒、骨折、入院などとならぬよう、気をつけましょう。
今冬は、寒さが厳しそうですので、足元を冷さないように!