野菜サラダに彩りをそえるパプリカ、緑の野菜の上に赤や黄色が乗ると食欲をそそってくれますよね。
どちらかというと野菜の彩りの一つだと思っていたパプリカが、健康食として俄然注目を浴びています。
なんと、血液疾患の予防や、シミやしわを防ぐビタミンCが、野菜の中でダントツに多いのがパブリカなのです。
赤パプリカでは、ビタミンCの含有量は、レモンの約3.4倍の量が含まれているというから驚きですね
ということは、野菜サラダの彩りではなく、メインとして積極的に食べるべきものだったんですね。
パプリカには、ビタミンC以外にも、ビタミンEよりも抗酸化力の高いカプサンチンとい成分も含まれています。
このカプサンチンとビタミンCのダブル効果で抗酸化作用を発揮し、動脈硬化を防ぎシワシミ予防してくれます。
パプリカは、ナス科の植物でピーマンと同じトガラシの一種ですが果肉に辛味はなく、粉末にして香辛料としても使われます。
NHK「ためしてガッテン」では、パプリカの驚きのパワーと、パプリカを使った料理を教えてくれました。
パプリカパワーとパプリカ料理法
パプリカ料理の本場はスペイン。スペインではビタミンたっぷりのパプリカを毎日美味しく食べています。
スペイン料理のパプリカを食べると、その甘さに驚きます。実は、パプリカをオーブン180℃で1時間以上加熱すると、甘さがどんどん増してくるのです。
スペインでは、パブリカ料理を加熱するのは当たり前。1時間かけじっくり焼くといいのですが、魚焼きグリルの強火で焼くと、時間を20分に短縮することができます。
焼いて黒焦げになったパブリカの上皮を手でむき、中身を取り出すと中身が赤いパプリカがでてきます。
その中身の甘みは、何倍も増えています。スペインでは、普通に食べるときも、硬いパプリカの上皮は剥いて食べるそうですよ。
パプリカを乾燥させ粉末にして作られるのが、粉末パプリカ。粉末パプリカは極上の香りがして、香辛料として使われます。
コンソメにパプリカ粉末を入れると、かつおや昆布の和風ダシと同じように味に深みがでます。粉末パプリカは、どんな料理にかけてもおししいそうですよ。
パプリカの油揚げ巻き
材料
油揚げ 1枚
焼いたパプリカ 1個分
あさつき 4本
かつお節 適量
しょうゆ 少々
①半分位切った油揚げを拡げる
②焼きパプリカ、あさつき、かつお節をのせて巻く
③3ヶ所に串をさし3等分の切る
④オーブンで5分加熱して完成
パプリカのお寿司の作り方
①半分に切ったパプリカを両面焼きグリルで20分加熱します。
※グリルの機種によって加熱時間は異なりますので、焼き過ぎに注意してください。
②途中でパプリカの向きを帰るとムラなく焼けます。
③焼きあがったパプリカの焦げた表面をはがし、3cmほどの幅に切ります。
④わさびじょうゆを両面につけます。
⑤酢飯の上に乗せて出来上がりです。