どうも、この頃だるくてしょうがない。夕方になると微熱が続いているんだけど・・・。そんな思いをして、何度も検温したことありませんか。身体の熱は、自分の健康管理バロメーターです。
私の場合には、37.4℃を境にして猛烈にだるさがでてきます。38℃になったら、もう死ぬ騒ぎをして家族に迷惑をかけています。
熱は低いほうがいい・・と思っていたら大間違い。実は、発熱は体を守る免疫機能の一種だそうです。
さらに、神経症や、睡眠不足にも大きく関係しているそうです。気になるのは、隠れ微熱病。初めて聞きますが、どんな症状なのでしょうか。
隠れ微熱病とは 心因性発熱
熱は体内に病原菌が入ってきてた時、病原菌って発熱していると思っていたら、どうやら違うようです。
病気だけでなく、ストレスによっても体温は上昇するそうです。
ある女性は、微熱がずっと続いていて、病院へ通ってもなかなか治らなかったそうです。
しかし、看病していた父親の余命わずかと聞いたとたん熱が下がったそうです。原因は、父親の介護疲れでした。
人は、ストレスがかかると体温が上がり、開放されると下がる仕組みになっているそうです。
通常では何の問題もありませんが、これを繰り返していると熱が下がらなくなる「心因性発熱」になってしまうそうです。
心因性発熱は、不眠症になったり頭痛、高血圧、うつ病などの原因にもなるので、注意が必要です。
疲れていると、身体がだるく微熱が続くのは、ストレス性のものが起因していたんですね~。
●心因性発熱の見分け方
①微熱が続いているのに、病院で異常なしと言われる
②ストレスが続いて、慢性的な微熱や高熱が起こる
③解熱剤を飲んでも熱が下がらない。
このような症状のある方は、心因性発熱の可能性があるので、心療内科を受けてくださいとのことでした。
そもそも発熱は、身体が病原菌と闘っておきているのではなく免疫力を高めるために、体温を上昇させているためだそうです。
体温を上げるためには、風邪をひいた時や寒い時におこる筋肉の震えによる発熱と、筋肉の中から「サルコリピン」というタンパク質により発熱させる方法があるそうです。
つまり、筋肉量の少ない人は、発熱することができず、免疫力も落ちてしまい、病気にかかりやすくなってしまいます。
また、発熱がうまくいかないと睡眠もうまくいかなくなります。そうすると、さらに体力が落ちて、病気になりやすくなってしまいます。
ですから、筋肉をしっかり鍛えることが大切となります。
●カンタン筋力の鍛える方法
3分間早足で歩き筋トレを行います。ちょっとキツメのスピードで3分間。とにかく1週間で合計1時間になるようにします。
細切れでも大丈夫だそうです。ただし、早歩きの後は、30分以内にコップ1杯の牛乳を飲むと、筋肉がよりつくそうです。
●不眠症の人
体温の調節がうまくいかないと、寝付きが悪くなったり夜眠れなったりするそうです。
朝の体温が低く、夜寝る前の体温が高いのが理想。逆の人は、睡眠がうまくいきません。夜の体温を上げるには、夕方にかけて運動したり、早めにお風呂に入るといいそうです。
朝より夜の体温が、0.5℃以上高めが理想だそうです。
昔の水銀体温計と違い、今は数10秒でも測れるようになってます。
自分の体温がどう変化しているのか、手軽に計測して健康管理に努めたいですね。