ストレートネックってご存知ですか?首の骨(頚椎)がまっすぐになってしまい身体に様々な影響を及ぼす状態(病名ではありません)をさします。
通常、首の骨も脊椎と同じように湾曲しているのですが、慢性的に下を向いている状態が長く続くと、このような症状になりやすいそうです。
そう、まさしくパソコンに熱中している方が当てはまります。モニターを見ようとして重い頭を前方に出してしまうためそれを支える首、背中の筋肉が緊張し、疲労を起こしストレートネックへと発展していくようです。
そのほか、意外にもバレーやダンス、スキーなどいつもあごを引いて姿勢を意識している人がなりやすいとのこと。また、首の細い女性の方も要注意。猫背の人のほとんどは、ストレートネックになっているともいわれています。
症状としては、肩こり、頭痛、腰痛、めまい、手のしびれ、吐き気、自律神経失調症など。症状がひどい場合には、すぐに整形外科へいくことをお薦めします。
同じ症状で「頚椎椎間板ヘルニア」や「頚椎症」など他の病気が隠れている場合もありますので、病院でストレートネックかどうかの診断をしてもらい、治療と生活習慣の改善で対処していきます。
予防法は、同じ姿勢ですわり続けないこと、1時間に1度はストレッチをすること。肩甲骨を開く、椅子にもたれて背伸び、肩・首のストレッチなど猫背と反対方法へのストレッチが有効のようです。